国語施策・日本語教育

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議事要録 第9回〜第14回

〔第9回〕

昭和21年3月4日(月)  午後1時半から4時まで  文部省国語調査室で


(提出資料)

 第8号,標準漢字表の準常用漢字中より採用すべき文字
 第9号,朝日新聞東京本社における昭和21年1月中10日間の漢字使用度数


(議  事)

 第8号議案につき,「標準漢字表」中の準常用漢字の審議をはじめる。
 (なお,はじめ教学局に所属していた国語課は,昭和20年7月に廃止されたので,国語審議会に関する事務は以後教学局教学課で行っていたが,同年10月教科書局が設けられて,同局第2編修課の所管となり,ついでこの3月から同局調査課に設けられた国語調査室でとりあつかうことになった。)

〔第10回〕

昭和21年3月11日(月)  午後1時半から4時まで  文部省国語調査室で


(議  事)

 第8号議案につき審議

〔第11回〕

昭和21年3月25日(月)  午後1時半から4時まで  文部省国語調査室で


(議  事)

 準常用漢字について逐字審議続行。

〔第12回〕

昭和21年3月29日(金)  午後1時半から4時まで  文部省国語調査室で


(提出資料)

 第10号,第5号議案に対する各委員の回答。


(議  事)

 第10号の検討。
 準常用漢字の検討を終る。

〔第13回〕

昭和21年4月1日(月)  午後1時半から4時まで  文部省国語調査室で


(提出資料)

 第11号,準常用漢字中の留保文字。


(議  事)

 まず,幹事長から準常用の名を残すべきかについて議題を提出,討議の結果,準常用漢字を設けず,「常用」一本で進むことときまる。ついで第11号議案について審議。

〔第14回〕

昭和21年4月8日(月)  午後1時半から4時まで  文部省教科書局長室で


(提出資料)

 第12号,標準漢字再検討の結果
 第13号,例言


(議  事)

 第12号につき審議の結果,常用漢字1295字を決定。ついで簡易字体について審議。さらに,第13号審議案の内容語句を検討し,一部修正,また地の文は片かなを用いず平がなにすることなどを決定。最後に安倍文部大臣のあいさつがあって散会。

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