HOME > 国語施策・日本語教育 > 国語施策情報 > 国語審議会(終戦〜改組) > 字体整理に関する主査委員会
当用漢字字体表の選定 字体整理に関する主査委員会
昭和22年12月〜昭和23年5月
(16回開催)
〔委 員〕
<主査委員長>
安藤正次
<主査委員>
稲田清助 宮川菊芳 松坂忠則 西尾 実 池上退蔵 藤森良信 原 富男 竹田 復 沢登哲一
〔資料・議案〕
- 活字字体整理案 整理の要項(23.3.30)
- 当用漢字字体表まえがき案 (23.4.20)
- 明朝活字と国定教科書の正楷体(比較表)
- 漢字の3部位()の構成をもっている66字(当用漢字中の)を,,,(または)の二つの形式によって分類してみたもの
- 当用漢字字体表(案)
今日まで公にとりあげられた漢字の字体整理の問題には,次のようなものがある。
- 大正8年7月,文部省普通学務局から「尋常小学校の各種教科書に使
用せる2600余字」について「漢字整理案」が発表された。 - 大正12年5月,臨時国語調査会から「常用漢字表」が発表され,154
字の簡易字体が採用された。 - 大正14年11月,臨時国語調査会から「常用漢字表」について1020字の「字体整理案」が発表された。
- 昭和12年10月,国語審議会から「常用漢字表」の1858字について「漢字字体整理案」が発表された。