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国語審議会改組小委員会

〔各方面に候補者の推薦を依頼する〕

昭和24年6月5日

国語審議会の委員候補者を文部大臣に推薦する小委員会

 国語問題の解決は,国民生活の能率を高め,わが国の文化を進める上に根本的な条件であることは申すまでもありません。国語審議会では,この根本的な要件を整えるために,漢字の範囲,音訓,字体などに関して「当用漢字表」その他,また,かなづかいの改定について「現代かなづかい」の案を立て,それらはすでに政府に採用され,実施に移されておりますが,国語問題の解決については,さらに将来に期すべきものが,まことに多いのであります。
 このたび旧官制が廃止される機会に,国語審議会では,その組織を一新することを決意し,新しい委員の候補者を文部大臣に推薦しようとしております。そして下記の私どもが,このことに関し,小委員会の委員として選ばれました。
 ついては,貴会の御意見もうかがって,貴重な参考資料といたしたいと存じます。御多用中まことに恐縮ながら,別紙要領御参照,御回答下さるようお願いいたします。


国語審議会委員候補者を文部大臣に推薦する小委員会の委員
                                 (名簿略)


新しい国語審議会の要領

  1. 目 的  左の事項に関する方策の審議
    (1) 国語の改善に関する事項
    (2) 国語教育の振興に関する事項
  2. 組 織
     委員50人 任期3年
      選出分野(略)
      会長,副会長各1名 委員の互選による。
      なお,臨時に臨時委員,専門調査員をおくことができる。
  3. 庶 務
     文部省調査普及局で取り扱う。

御推薦について

  1. 委員の候補者は,左の分野から得たいと考えます。
  2. ○印の分野について,候補者○名以内の御推薦をお願いいたします。
  3. 右の候補者は,必ずしも貴団体所属の方とは限りません。
  4. ○印以外の分野についても,参考意見をお示し下されば幸いです。
  5. 御回答は6月中にいただきたく存じます。

分野  (略)
候補者推薦票(略)

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