2022年3月3日
「日中韓芸術祭」とは第5回日中韓文化大臣会合において、3か国の共同事業として実施することが合意されたものです。例年大臣会合に合わせて開催されてきましたが、2021年については、新型コロナ感染症拡大の影響により、オンラインで開催することとなりました。
落合陽一氏による総合演出のもと、2021年の東アジア文化都市開催都市である北九州市で開催された「北九州未来創造芸術祭ART for SDGs」(https://art-sdgs.jp/)からコンセプトを引き継いでバーチャル・ファッションショーを核とした映像作品を現在準備中です。
本ページでは、映像公開に先立ちメイキングシーンを公開します!
2021年10月3日、都内スタジオにおいて、日本側映像に出演するモデルのウォーキングシーンの撮影を行いました。出演者は、冨永愛さん、KEISHANさん、我妻マリさん、マメ山田さん、RABUさん、Dulmiさん。第一線で活躍されている方ばかりです。
≪冨永愛さん≫
17歳でNYコレクションにてデビューし、一躍話題となる。以後、世界の第一線でトップモデルとして活躍。モデルの他、テレビ、ラジオ、イベントのパーソナリティ、女優など様々な分野にも精力的に挑戦。日本人として唯一無二のキャリアを持つスーパーモデルとして、チャリティ・社会貢献活動や日本の伝統文化を国内外に伝える活動など、その活躍の場をクリエイティブに広げている。公益財団法人ジョイセフアンバサダー、エシカルライフスタイルSDGsアンバサダー(消費者庁)、ITOCHU SDGs STUDIO エバンジェリスト。

≪KEISHANさん≫
1997年長野県出身。東京のアパレルショップで勤務中にスカウトされ、タレント活動を開始。「サンデージャポン(TBS)」等バラエティー番組で活躍後モデルに転向。2020-21年秋冬のニューヨークコレクションでランウェイモデルとしてデビュー。2021年春夏広告にUNIQLOが起用した初めてのトランスジェンダーモデル。

≪我妻マリさん≫
1968年モデルとしてデビュー。1970年代にパリコレデビューを飾り、ロンドン、ミラノ、NYコレクションに出演し世界的に注目され、日本人モデルがパリコレクションや海外に進出する礎を築いた。現在もモデルとしてそして、モデルの枠を超えてパフォーマーとしての活動、書籍の出版、画家、講師など活動を広げ、その圧倒的な魅力・存在感で、世界的にも多くのファンに支持され続けている。

≪マメ山田さん≫
小人症の俳優として蜷川幸雄の舞台などに数多く出演、映画、ミュージックビデオ、ファッションショーの他「日本で一番小さな手品師」としてイベント出演するなど活動は多岐に渡る。
東京五輪・パラリンピックの公式文化プログラム「MAZEKOZEアイランドツアー」にメインキャストとして出演している。

≪RABUさん≫
1996年中国江西省出身。2018年大学院在学中にモデル活動に興味を持ち、インスタグラムから各事務所へ自らコンタクトを取り、モデル事務所へ所属し活動を始める。2020年EXILESへ移籍し、更に活動の場を広げる。中性的でRABU の持つ独特の雰囲気からSHOW・雑誌だけでなく、shu uemura等コスメ関係のクライアントからも高い支持を受けている。

≪Dulmiさん≫
日本とスリランカのバイレイシャルとして日本で生まれ育つ。自身のコンプレックスであった、体型や肌の色を武器に現在、リアルサイズモデルという新しいジャンルのモデルを通し、差別や偏見をなくし、多様な社会を作るために活動している。

今回総合演出を務めるのはメディアアーティストの落合陽一氏さん。

現場は落合さんをはじめスタッフの熱気にあふれていました。


撮影された映像は平面的な画面ではなく、3Dファントムで空間的に投影され、まるでその場に浮かび上がった様な映像になるそうです。
コロナ禍で日中韓の人々が対面で集うことが難しい今、3か国が映像を通してどの様にコラボレーションするのでしょうか。作品の公開はもうすぐです!皆様乞うご期待!