2019年12月23日
新春は新国立劇場バレエ団の
華やかな「ニューイヤー・バレエ」で
新国立劇場バレエ団「ニューイヤー・バレエ」
新国立劇場制作部舞踊広報・櫻井眞夕美
新国立劇場バレエ団は新春,多彩なバレエを御覧いただける「ニューイヤー・バレエ」を上演します。このバレエ公演では,それぞれ趣の異なる3作品をお楽しみいただけます。新制作としてクリストファー・ウィールドン振付の一幕もの『DGV©』を日本初上演します。2018年に初演し大好評いただいた『不思議の国のアリス』とはまた異なるウィールドン振付の魅力を御堪能いただける作品です。そしてバランシンの『セレナーデ』,牧阿佐美版『ライモンダ』『海賊』からパ・ド・ドゥ集をお届けします。新国立劇場バレエ団の魅力を様々な角度から御覧いただける充実したプログラムに御期待ください。
セレナーデ
20世紀を代表する振付家ジョージ・バランシンが1934年に発表した作品で,数あるバランシン振付作品の中でも最も有名で人気のある作品です。新国立劇場バレエ団では2007年10月に初演されました。音楽はチャイコフスキー作曲の「弦楽セレナーデ ハ長調」。ダンサーの身体があたかも楽器のように音楽を奏でます。「見る音楽」と評されるバランシンの振付とそれを見事に表現するダンサーたちの踊りを御堪能ください。
『セレナーデ』2016年公演より
撮影:鹿摩隆司
Photograph from Serenade, Choreography by George Balanchine,
© The George Balanchine Trust
『ライモンダ』よりパ・ド・ドゥ/『海賊』よりパ・ド・ドゥ
華やかな超絶技巧が多く散りばめられたパ・ド・ドゥは,バレエ・ガラ公演の定番演目として世界中のバレエファンに愛されています。踊りそのものの美しさを存分にお楽しみいただけるプログラムです。
『ライモンダ』2016年公演より
撮影:鹿摩隆司
『海賊』2016年公演より
撮影:鹿摩隆司
DGV Danse à Grande Vitesse© by Christopher Wheeldon
クリストファー・ウィールドン振付の『DGV Danse à Grande Vitesse©』の音楽はマイケル・ナイマンの『MGV(超高速音楽)』。この音楽はフランスの高速鉄道TGVのパリ~リール区間開通を記念して委嘱されました。当作品は旅をテーマにしており,ステージ上にはTGVをイメージした車両のようなセットが置かれ,4組のカップルと群舞によって旅へのロマンや非日常感が描かれていきます。
『DGV Danse à Grande Vitesse ©』
写真提供:オーストラリア・バレエ団
Set and Costume Designs by Jean-Marc Puissant
Lighting Design by Jeniffer Tipton
Artists of The Australian Ballet. Photography Jeff Busby
新国立劇場
(住所)〒151-0071 東京都渋谷区本町1-1-1
- お問合せ
- 03-5352-9999 新国立劇場ボックスオフィス(10:00~18:00)
- 交通
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京王新線(都営新宿線乗入)新宿駅より1駅
初台駅中央口直結(京王線は止まりません) - 開演時間
- 2020年1月11日(土)14:00,12日(日)14:00,13日(月・祝)14:00
- チケット料金(税込)
- S席11,000円,A席8,800円,B席6,600円,C席4,400円,D席3,300円,Z席1,650円
- ホームページ
- https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/newyearballet/