2026年9月29日
言葉はいらない!チャップリンの名作がバレエに
公益財団法人 新国立劇場運営財団 舞踊広報担当 清水千奈美
©Takeshi Kanou
「バレエって難しそう」「敷居が高い気がする……」
そんなイメージをお持ちの方にこそぜひ観ていただきたい作品が、2026年の秋、新国立劇場で誕生します。
新国立劇場バレエ団が世界で初めてバレエ化する、喜劇王チャールズ・チャップリンの伝説的な名作映画『街の灯』を原作とした舞台です。
『街の灯』は1931年に公開されたサイレント映画(無声映画:セリフがなく、映像と音楽・効果音だけで表現される映画)。
現在もチャップリンの最も有名な作品のひとつとして愛されています。言葉を使わず、表情や身体の動きだけで笑いと感動を生み出すチャップリンの映画は、実は「言葉を使わずに身体で表現する」というバレエの魅力とピッタリ重なります。
物語の主人公は、貧しいけれど心優しい放浪者の男性リトル・トランプ。彼は街角で盲目の花売り娘と出会い、恋に落ちます。彼女に富豪だと勘違いされた彼は、彼女の目を見えるようにする手術代を稼ごうと、道路掃除やボクシングなど、慣れない仕事に奮闘します。
セリフがなくても、それはまさに映画と同様。ダンサーたちの豊かな表情や踊りを通して、すんなり物語の世界に入り込むことができます。笑いと悲哀、そして無償の愛が描かれたストーリーは、どんな世代の方にもストレートに心へ届くはずです。
©Takeshi Kanou
この公演のもうひとつの見どころは、音楽です。
映画『街の灯』で使われている音楽は、実はチャップリン自身が作曲したもの。『街の灯』はサイレント映画でありながら、チャップリンが初めて手がけた音楽と効果音のみがつけられたオリジナル映画音楽が使用されました。今回の舞台では、その音楽をバレエ用にアレンジし、東京フィルハーモニー交響楽団による生演奏でお届けします。
劇場全体を包み込む音楽と、舞台上で繰り広げられるダンサーたちの踊りが合わさり、映画とはまた異なる生の舞台ならではの臨場感を味わっていただけます。
世界屈指のスタッフ陣と、新国立劇場バレエ団が誇るトップダンサーたちが総力を挙げてお届けする、不朽のロマンティック・コメディ。
「芸術の秋」に、これ以上ないほどぴったりな一作です。今秋、劇場で心温まる特別な時間を一緒に過ごしてみませんか?
新国立劇場バレエ団『街の灯』
2026年10月23日[金]~11月1日[日]
https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/citylights/![]()
(10%税込):S席17,600円 A席14,850円 B席11,550円 C席8,800円 D席6,600円
※各種割引あり(高齢者・学生・ジュニア・U25/39・障害者等)
新国立劇場
〒151-0071 東京都渋谷区本町1丁目1番1号
- ホームページ
- お問合せ先
- 03-5352-9999 10:00 ~ 18:00
- 交通
- 京王新線(都営新宿線乗入)「初台駅」中央口直結
