台風19号で被災した川崎市市民ミュージアムへの支援について

印刷版(422KB)

台風19号で被災した同館の所蔵品にかかる,川崎市が行う救出・保存等活動について,文化庁は文化財等災害対策委員会(別紙参照)の手続きを経て,10月24日付けで独立行政法人国立文化財機構へ技術的支援の協力要請を行いました。
今後,国立文化財機構が持つ関係団体の広範なネットワーク(※)を活かし,文化庁と国立文化財機構が連携し,同館の所蔵品の応急措置や施設での一時保管などの救出活動への技術的な支援を,川崎市に対して行ってまいります。

○ 経緯

10月23日川崎市から文化庁へ救援等にかかる技術的支援の要請

10月24日 文化庁文化財等災害対策委員会により,同館へ技術的支援を実施決定

10月24日文化庁から国立文化財機構へ技術的支援の協力依頼

※ 国立文化財機構が推進する文化遺産防災ネットワーク

非常災害時における文化財等の防災に関するネットワークを構築するとともに,そのために必要な人材の育成,情報の収集・分析・発信を行い,それらを踏まえ有事における迅速な文化財等の救出活動を行うための体制を構築するため,広く国内の博物館・美術館・図書館・文書館等で組織される団体や,地域史料ネットワーク,各種学会等の24団体の参画を得て,構成される会議を運営している。

<担当>文化庁文化資源活用課

文化財調査官
宇田川滋正(内線4766)
文化財調査官
森井順之(内線4766)
活用連携計画官
中田尚樹(内線2869)

電話:03-5253-4111(代表)

03-6734-2415(直通)

別紙

Adobe Reader(アドビリーダー)ダウンロード:別ウィンドウで開きます

PDF形式を御覧いただくためには,Adobe Readerが必要となります。
お持ちでない方は,こちらからダウンロードしてください。

ページの先頭に移動