資料7-2 第3回企画調査会

文化財サポーターシステムの調査について(案)

1 趣旨

 日本の伝統文化(有形、無形の文化財等すべてを含む)を支援するための新たな方策として、これらをめぐる自主的・自立的な活動を刺激・促進することにより、活力ある伝統文化の保存・活用を実現するため、文化財サポーターシステムの構築のための基礎的な調査を行う。

2 調査の概要

 以下の事項を中心として、文化財を支える人々の連携・協力をサポートする方策を探るための調査研究を行う。

 
(1)  我が国の有形・無形の文化財の保存を図るため、所有者、研究者、研究機関、行政機関、公益法人、NPO法人、企業、個人がそれぞれ保有する知識、経験、能力、人材、財政力等を提供する方策を検討する。

(2)  全国各地の文化財関係のNPO法人や市民団体等の活動に関する実態調査を実施する。

(3)  個々の文化財及び一定地域内の文化財に対する支援システムに関する実態調査を実施する。

(4)  地域において文化財を支えるために必要な人材の育成・確保方策に関する調査研究を実施する。
 
 文化財の保存と活用の現場において活躍している人材及びその養成等に関する調査研究
 それらの人材を全国レベルで育成・確保のための方策に関する調査研究

 上記調査を現場にフィードバックするための研究協議会を開催する。
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