司法救済ワーキングチーム(平成20年第6回)議事要旨

1.日時

平成20年8月11日(月)10:00~12:00

2.場所

文化庁 特別会議室

3.出席者

(ワーキングチーム員)
大渕座長,山本,上野,平嶋,前田,横山の各ワーキングチーム員
(文化庁)
山下著作権課長,大和著作権課課長補佐,黒沼著作権調査官,他

4.議事

「間接侵害」について

5.議事要旨

  1. 今回は,プロバイダ責任制限法を参考に,インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)の「間接侵害責任の生じない範囲の明確化」について検討を行った。
  2. ISPの法的予測性を高める観点から,一定の要件の下で,ISPの責任の範囲を明確化するため,何らかの法的措置を行うことが適当との意見があった。
  3. 免責の対象については,ISPが侵害行為を管理支配している場合や,積極的に関与・誘引していると認められる場合は,免責の対象とすべきではないとの意見があった。
  4. 次回は,これまでの議論を踏まえ,文化審議会著作権分科会法制問題小委員会への報告書案について検討を行うこととなった。

(文化庁著作権課)

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