資料 7
高松塚古墳及びキトラ古墳の保存活用に関する今後の課題
1．高松塚古墳の今後の課題
- (1)石室解体事業について
- 平成19年度に終了した発掘・解体工程に係る事業報告書等の刊行
- (2)壁画・石材の修理・保存・活用について
- カビ，ゲルのクリーニング方法等の検討
- 漆喰・壁画面の強化方法の検討
- 石材の修理，強化方法の検討
- 修理中の公開方法の検討
- 修理終了後の保存・活用方針についての検討
- (3)壁画の劣化原因調査について
- 高松塚古墳壁画劣化原因調査検討会を設置
- (4)壁画修理後の古墳の本整備・活用方針について
- 壁画修理中は仮整備期間(平成20年度に仮整備工事)
2．キトラ古墳の今後の課題
- (1)剥ぎ取りについて
- 天井(天文図)の剥ぎ取り方法の検討
- 泥を被った箇所(辰・巳・申部分)の剥ぎ取り方法の検討
- 床石漆喰の剥ぎ取りを行うのか検討
- (2)剥ぎ取り後の壁画の修理・保存・活用について
- 剥ぎ取った壁画の仮修理後の保存方針の検討
- 保存方針決定後の保存処置方法の検討
- 壁画の公開方法についての検討
- (3)剥ぎ取り後の古墳の保存・活用方針について
- 剥ぎ取り後の整備方針(復元するか・壁画の保存方針も含め検討)
- 整備手法の検討
- (4)生物対策について
- 何時までどのレベルでカビ処置・点検作業を行うのか検討
