キトラ古墳壁画の公開について

資料14

1.剥ぎ取り壁画の公開について



   前回の委員会の議論を踏まえ、キトラ古墳の剥ぎ取った壁画のうち、保存状態の良好な「白虎」について一般公開を行った。

 
(一般公開)
期間 平成18年5月12日(金)〜28日(日)
(平成18年5月11日(木)に内覧会を実施)
飛鳥資料館の春期特別展「キトラ古墳と発掘された壁画たち」
(平成18年4月14日(金)〜6月25日(日))の会期中17日間展示。

場所 独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所飛鳥資料館

主な出陳品 キトラ古墳出土壁画(「白虎」)
キトラ古墳石室模型
キトラ古墳壁画修復関連道具 等

入館者数 60,018人

(特別講演)
日時 平成18年5月27日(土)

場所 奈良県立万葉文化館

講演者 有賀祥隆(東京芸術大学客員教授)
「日本の古代壁画について−キトラ古墳壁画の白虎を中心にして−」
川野邊渉(東京文化財研究所修復材料研究室長)
「キトラ古墳壁画の保存・修復について」

2.今後の剥ぎ取り壁画の公開について



     剥ぎ取りを行った特別史跡キトラ古墳壁画については、今後とも、保存技術的に可能であれば、随時、公開を行う。
 なお、次回の公開については以下の予定で行う。

 
期間 平成19年5月11日(金)〜27日(日)
(平成19年5月10日(木)に内覧会を実施)

場所 独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所飛鳥資料館

出陳品 「玄武」
(但し、今後の保存状態を確認しながら検討を行う。)
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