(例示)
1.崩落止め工事を行うに至った事由
- 工事の必要性を認知してから工事実施までに時間を費やした理由は何か。
- 現場からは工事の必要性を発信しているのに、放置されていたのは何故か。
2.工事実施計画について
- 工事事業者と打合せは行われていたのか。
- カビ対策の検討はなされていたのか。(使用材料、扉の開閉等)
- 崩落止めのみを主眼においていたのか。
- 東京文化財研究所は何故検討段階で参加していないのか。
- 検討内容は組織として了解されたものなのか。
3.工事期間中について
- 立ち合い者は何をしていたのか。(指示関係等)
- 防護服の着用は常識だったのか。
4.カビ発見時の対応
- 28日に発見した時の対応は適切だったと言えるのか。
- その後の定期点検時の対応は適切といえるのか。
- カビが発見された事由について原因と結果を検討したのか。
- 石室内を確認しなかったのは何故か。
- 石室内の密閉性(必ずしも密閉されていなかった)をどの程度把握していたのか。
5.石室内のカビ発見時の対応
- 石室を開封した時期は適切だったのか。カビが最も生えやすい時期ではないのか。
- カビ処置は適切だったのか。
- 緩和なカビ処置後、3か月後にカビが大量発生している。予期された事態ではなかったのか。何故3か月もの期間放置したのか。
- 平成15年10月に再度工事を実施した理由は何か。