資料5

資料5

本條秀太郎氏発表資料

三味線演奏家・作曲家
本條 秀太郎

“壊れてしまいそうな三味線音楽”

 西洋音楽のメソッドも取り込み日本音楽独自の「稽古」を大事にしたいと考えています。最近の三味線音楽のボーダレス化,画一化で各ジャンルの個性の喪失を危惧しています。

美しい所作(立ち居振る舞い)畳と椅子
型 (構え)邦楽家の体造り

「型」は所作として美しい身体の表現,動きがあります。日常の動作が土台に成り立っている。良い「構え」で「弾く」を追求。

“日本音楽のサポーターを”

 日本音楽演奏に適した劇場を持つことが出来れば,本来の伝統楽器の響きや姿を体感してもらう,これこそが三味線音楽,日本音楽を支える最強のサポーターではないかと考えます。演奏家自身も三味線の響きの繊細さをより実感でき,また良い演奏家が育つことにつながると思います。

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