「日本の技フェア」特設サイト(外部ページ)
https://www.nhk-p.co.jp/2023/10/18/文化庁移転記念-日本の技フェア/
別紙「文化庁日本の技フェア」リーフレット (11.1MB)
【令和5年度開催のお知らせ】
この度、文化庁では、「文化庁日本の技フェア」を開催します。
近年、文化財の保存のために欠くことのできない「文化財の保存技術」は、伝承者の養成や原材料の確保等が困難になりつつあり、継承の危機に瀕しています。この技フェアでは「文化財の保存技術」を紹介することで、それらの現状や文化財の保存技術の大切さをより多くの方々に理解していただくとともに、「文化財の保存技術」の未来の伝承者・理解者の拡大等に資することを目的に開催しています。
みなさまの御来場を心よりお待ちしております。
1.開催日時
- 日時:
-
令和5年11月18日(土) 10:00~17:00
19日(日) 10:00~16:00 - 場所:
- 京都市勧業館みやこめっせ第3展示場
(京都府京都市左京区岡崎成勝寺町9-1) - 入場料:
- 無料(事前予約制)
2.来場予約
予約フォームによる事前来場予約が必要です。
HP:https://art-ap.passes.jp/user/e/nippon-no-waza-2023
※予約開始:11月1日(水)18:00~
※事前予約は先着順です。事前予約に空きがある場合は当日入場も可能です。
※体験は来場予約のほかに別途予約が必要です。予約方法については、HPをご確認ください。
3.イベント内容
選定保存技術保存団体による展示・実演・体験等を行います。
展示 技の解説や保存団体を紹介するパネル、原材料・道具等を展示します。
実演 先人から受け継がれてきた知恵と熟練の技を技術者が披露します。
体験 技術者から教わりながら「匠の技」を体験できます。(要予約)
ステージ企画 技術者たちへの公開インタビューを実施します。
紅花の染料でハンカチを色染めする体験
((一財)日本民族工芸技術保存協会)
檜皮葺体験
((公社)全国社寺等屋根工事技術保存会)
( 写真:令和4年度「日本の技フェア」での体験の様子 )
4.開催概要
文化財は先人の築き上げた大切な遺産であり、私たちはこれを保存して後世に伝えていく重大な責務があります。
文化財保護法では、文化財の保存のために欠くことのできない伝統的な技術または技能である「文化財の保存技術」のうち、保存の措置を講ずる必要のあるものを「選定保存技術」として選定し、その保持者や保存団体を認定する制度を設けています。この制度は、文化財を支え、その存続を左右する重要な技術を保護することを目的としており、技術者の確保のための伝承者養成とともに、技術の向上、技術の記録作成などを行うものです。
昭和50年の同制度創設後、現在までに随時選定・認定が行われ、保持者・保存団体による伝承者養成事業の実施をはじめ、技術の保存・伝承に多くの努力が払われています。国の選定保存技術のうち17件から構成される「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」は、2020年12月に選定保存技術から初のユネスコ無形文化遺産への登録となりました。
「選定保存技術」の選定・認定数 (令和5年11月予定)
選定保存技術 86件
保持者 選定件数 53件 保持者数 62名
保存団体 選定件数 40件 保存団体数 45団体(38団体)
・保存団体には重複認定があるため、( )内は実団体数を示します。
・同一の選定保存技術について保持者と保存団体を認定しているものがあるため、保持者と保存団体の計は選定保存技術の件数とは一致しません。
また、令和4年度からは修理技術者や原材料の確保等のための5か年計画である「文化財の匠プロジェクト」を進めています。
[参考1]「文化財の匠プロジェクト」の決定について(文化庁HP)
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/93637901.html
[参考2] 文化財を支える伝統の名匠 リーフレット
https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/shuppanbutsu/bunkazai_pamphlet/pdf/93821601_01.pdf
5.主催等
- 主催:
- 文化庁
- 共催:
- 全国文化財保存技術連合会
- 後援:
- 京都府教育委員会、京都市、NHK京都放送局
- 事務局:
- 株式会社NHKプロモーション
6.過去の開催
2019年度「文化庁日本の技体験フェア」(11月9日(土)~11月10日(日))リーフレット(7MB)
2021年度「文化庁日本の技フェア」(11月20日(土)~11月21日(日))リーフレット(1.7MB)
・2021年度の会場の様子をバーチャル空間でのぞいてみよう! こちらから入場
2022年度「文化庁日本の技フェア」(10月22日(土)~10月23日(日))リーフレット(17.7MB)
7.お問い合わせ
ご不明な点等は、文化庁日本の技フェア事務局及び文化庁まで御連絡ください。
<文化庁日本の技フェア事務局(株式会社NHKプロモーション)>
TEL:03-6271-8515(10:00~17:00/土・日・祝を除く)
<文化庁担当>文化庁参事官(生活文化創造担当)
TEL: 075-451-4111(内線9564)
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