「著作物等の利用円滑化のためのニーズの募集」の結果について

 文化庁のウェブサイトにおいて平成27年7月7日~27日の間に実施した「著作物等の利用円滑化のためのニーズの募集」について,結果を御紹介します。
 企業等や個人の方から,合計112件のニーズを御提出いただきました。
 限られた短い期間での募集に対して多くの国民の皆様の御協力を頂き,感謝いたします。
 御提出いただいたニーズは,提出者が非公表を希望された部分を除いて,下記のリンクより御覧いただけます。

(参考)
著作物等の利用円滑化のためのニーズの募集について(募集事項等)(161KB)
提出様式(54KB)

 皆様からいただいたニーズについては,文化審議会 著作権分科会 法制・基本問題小委員会 新たな時代のニーズに的確に対応した制度等の整備に関するワーキングチームにおいて,権利制限規定やライセンシング体制等の制度整備の検討にいかすこととしております。
 ワーキングチームでは,提出のあった多数のニーズについて効率的・効果的に審議を進めるため,まず,検討の視点や手順を定めた「検討の進め方」を決定しました。これに基づき,各ニーズについて,検討の優先順位を明らかにするため,書面で説明いただいた内容を基に分類・整理が行われました。

 ワーキングチームで決定された「検討の進め方」及びそれに基づいたニーズの整理の結果は,以下のリンクより御覧いただけます。

 このニーズの分類・整理を踏まえて,順次ワーキングチーム及び小委員会において審議を行ってまいります。
 文化庁としましても,ワーキングチームでの審議結果を踏まえ,皆様からいただいたニーズをできるだけ政策立案にいかしていきたいと考えております。
 ワーキングチームの審議状況については以下のリンクで確認いただけますので,御参考にしてください。

 なお,上記整理のうち「ニーズの明確性」や「権利制限による対応の正当化根拠の見通し」について書面上十分に説明がなされていないとされたニーズ(「ニーズ募集に提出された課題の整理」において「A-3」「B-2」に該当するとされたニーズ)に関しては,ニーズ提出者からの追加的な説明が寄せられた場合に,当該説明の内容や時期を考慮して,その後の対応を判断することとしております。
 追加的な説明が期待される事項については,上記「ニーズ募集に提出された課題の整理(詳細版・番号順)」の,ニーズを分類した「理由」の欄に記載しておりますので,そちらを御参照ください。

 また,既に審議会等で検討中又は過去の審議会で検討済とされたニーズ(「ニーズ募集に提出された課題の整理」において「C」に該当するとされたニーズ)に関しても,当該ニーズが審議会等の検討と内容が異なるという場合等,ニーズ提出者から追加的な説明が寄せられた場合には,その内容や時期を考慮して,対応を判断することとしております。

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