総覧 登録有形文化財建造物5000

総覧 登録有形文化財建造物5000

 文化財登録制度は,平成8年の文化財保護法の改正によって創設され,以来,9年間で登録された建造物の数は5000件を超えました。
 この制度により,身近で多種多様な歴史的建造物を文化財として保護することが可能となり,また所有者や地域の人々の積極的な取組によって,地域の人々が使い,楽しむ文化的拠点として活用することも可能となりました。今後,これらの登録有形文化財が重要文化財など他の文化財とともに,我が国社会の中で尊重され,国民生活の文化的向上に資するとともに,地域の核としてまちづくりや文化観光等に役立つことが期待されます。
 この機会に,文化財建造物の登録について,これまでの運用の成果と課題,各地の保存と活用の状況,主な登録建造物の紹介等のほか,登録建造物の一覧と登録建造物の全容を網羅した図書を作成いたしました。

編著 文化庁文化財部 総覧 登録有形文化財建造物5000
判型・頁数 A4版・328ページ
発行 平成17年11月30日
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