文化財の効果的な発信・活用方策に関する調査研究について(平成26年度文化行政調査研究)

1.調査研究の趣旨・目的

 近年,文化財の効果的な活用は,地域振興や観光振興,ひいては地方創生にも資するとの認識が高まってきており,文化財の活用に期待される効果や役割が拡大しています。
 しかしながら,地域資源としての国内外への発信が必ずしも十分ではなく,その活動が期待する効果や役割に結びついていない事例も存在することが見受けられています。
 このような状況,及び2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を見据えて,我が国の「宝」である文化財を「保存」することに加え,その特性や保存に配慮しつつ,魅力をより一層引き出すような形での「発信」「活用」を行っていく必要があることから,「文化財の効果的な発信・活用方策に関する調査研究事業」を実施しました。

2.委託先

ランドブレイン株式会社

3.実施年度

平成26年度

4.調査研究の内容

 本調査研究事業においては,全国の文化財の発信・活用事例を収集し,その中でも,より効果的に文化財の魅力を発信し,地域振興・観光振興等に活用している事例について分析を行い,事例集として取りまとめました。
 また,「文化財を活かした地域づくり」を実現するにあたり,必要となる基本的な考え方や,地域の課題・要望に対する文化財の発信・活用方法,実施体制,人材育成,制度等のポイントを簡潔にまとめ,ヒント集として取りまとめました。
 これらが,文化財を活用・発信して地域振興・観光振興等に取り組むすべての方々の一助となることを期待しております。

5.報告書

担当

文化庁文化財部伝統文化課

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