国語施策・日本語教育

HOME > 国語施策・日本語教育 > 国語施策情報 > 第1期国語審議会 > 概要

第1期国語審議会概要

 昭和24年6月から施行された文部省設置法に基づいて,新しく設置された国語審議会は,第1回(昭和24.11.10)から第3回(昭和25.1.30)までの総会における自由な討議の結果,国語白書作成,漢字,話しことば,敬語,公用文法律用語の5部会を設けた。続いて,国語白書作成部会が「国語問題要領」を作成し,それに基づいて他の4部会が審議を進めた。その後,人名用漢字の問題を処置するため,第9回総会(昭和26.3.9)において,漢字部会とは別に固有名詞部会を設けた。
 また,25年4月,ローマ字調査審議会との合併により国語審議会の中にローマ字調査分科審議会を設置し,ローマ字に関する事項を継承した。ローマ字調査分科審議会に属する部会として,第6回総会(昭和25.5.6)において,つづり方,分ち書きの2部会を設け,第8回総会(昭和25.10.30)では,国語審議会の一部会として,ローマ字教育部会を設けた。
 以上の各部会における審議の成果は総会に提出され,その中で,人名用漢字や公用文・法令用語などに関するものは,文部大臣及び関係各大臣に建議された。次いで第14回総会(昭和27.4.14)において,敬語部会の「これからの敬語」が文部大臣への建議として決定された。
 この期における報告,建議は以下のとおりである。


トップページへ

ページトップへ