2022年3月3日
「日中韓芸術祭」とは第5回日中韓文化大臣会合において、3か国の共同事業として実施することが合意されたものです。例年大臣会合に合わせて開催されてきましたが、2021年については、新型コロナ感染症拡大の影響により、オンラインで開催することとなりました。
落合陽一氏による総合演出のもと、2021年の東アジア文化都市開催都市である北九州市で開催された「北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs」(https://art-sdgs.jp/)からコンセプトを引き継いでバーチャル・ファッションショーを核とした映像作品を現在準備中です。
本ページでは、映像公開に先立ちメイキングシーン第2弾として、収録の様子をご紹介します!(前回のモデルウォーキングシーンの撮影についてはこちらから→モデルウォーキング映像収録編)
2021年10月25日、「北九州市立美術館」(本館)において、前回撮影したモデルウォーキング映像を3Dファントムに投影し、映像投影の様子や、トークショー、及び地元北九州における東筑紫学園高等学校服飾専攻の皆さんによる制作品の展示風景等を収録しました。(収録は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点より、出演者及び関係者のみにて実施しました。)
会場になった北九州市立美術館(建築設計:磯崎新氏)は、その特徴的な外観より、デスノートや図書館戦争のロケ地にもなっています。

まずはオープニングで主催者及び出演者による記念撮影。

(前列左より:落合陽一氏(総合演出)、北橋健治氏(北九州市長)、都倉俊一氏(文化庁長官)、南條史生氏(スーパーアドバイザー)、
後列左より:辰巳清氏(アミューズミュージアム館長)、冨永愛氏(モデル)、中里唯馬(YUIMA NAKAZATOデザイナー)、中村崇之(日本環境設計「BRING」ブランドディレクター)、山井梨沙(株式会社スノーピーク代表取締役社長))
館内のアトリウムには6セットの3Dファントムを設置しました。
3Dファントムとは、LED光源がライン状についたブレードを高速回転させ、光の残像によって映像を映し出し、3D映像を肉眼で体験できる3Dホログラムサイネージです。専用メガネをつけることなく、目の前に3D映像を浮かび上がらせることができるものです。
ここに、モデルウォーキング映像を投影すると・・・



ブレードの振動によりアトリウムの水面が揺れ、幻想的な映像が浮かび上がります。その美しさに収録現場では感嘆の声があがりました!
また、館内の回廊等では、地元東筑紫学園高等学校服飾専攻の皆さんによる制作品の展示も行われました。作品は全て使用済のペットボトルから作られており、北九州市内におけるSDGsの取組みの広がりや、意識の高さが感じ取られます。素材の透明感を活かした繊細な作品に、出演者やスタッフも思わず足を止めて見入っていました。これらの制作品も、映像の一部になる予定です。

(制作者(東筑紫学園高等学校服飾専攻)による作品解説を聞き入る都倉・文化庁長官、北橋・北九州市長、南條氏)





また、館内にてトークの収録も行われました。ファッション、音楽、文化における様々な分野からアプローチするサスティナビリティをテーマに、熱く語って頂きました。

(落合陽一氏(総合演出))

都倉俊一氏(文化庁長官)

南條史生氏(スーパーアドバイザー)

冨永愛氏(モデル)

中里唯馬氏(YUIMA NAKAZATOデザイナー)

辰巳清氏(アミューズミュージアム館長)

山井梨沙氏(株式会社スノーピーク代表取締役社長)

中村崇之氏(日本環境設計「BRING」ブランドディレクター)
最後は関係者の皆さんで記念撮影。

(前列:東筑紫学園高等学校服飾専攻の皆さん、後列左より:辰巳清氏(アミューズミュージアム館長)、冨永愛氏(モデル)、中里唯馬(YUIMA NAKAZATOデザイナー)、落合陽一氏(総合演出)、南條史生氏(スーパーアドバイザー)、中村崇之(日本環境設計「BRING」ブランドディレクター)、山井梨沙(株式会社スノーピーク代表取締役社長))