1.基本方針 |
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(1) |
人身の安全を最優先した上で,壁画と石材が安全に取り上げられるよう,最大限の努力を行う。 |
(2) |
作業に関するリスクをできる限り分析して明らかにし,その対応をあらかじめ検討する。 |
(3) |
生物環境の悪化を招かないよう,できる限り速やかに現場での作業を進める。ただし,リスク軽減のための準備や技術的検討に必要な時間を十分にとる。 |
(4) |
作業に支障が生じないよう留意しつつ,できる限り情報公開を行う。 |
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2.基本体制 |
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(1) |
文化庁の責任の下で,作業が適切に実施できるよう,文化庁の責任者を現地に派遣するとともに,文化庁内にもバックアップ体制を構築する。現地,文化庁及び文化財研究所等関係機関との間で必要な連絡体制を構築する。 |
(2) |
作業上重要な問題が生じた場合は,現地は文化庁及び文化財研究所と連絡をとり,協議しながら作業を実施する。その時間がない場合,現地に配置する文化庁責任者の総括の下,現地の判断で適切な対応をとる。 |
(3) |
事故等不測の事態が発生したときは,安全確保の措置を講じた上で作業を一時中断し,現場作業責任者,文化財研究所及び専門家の意見を聞いて,文化庁が作業を続行するか否かを判断する。 |
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3.石室解体スケジュール |
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別紙(107KB)
のとおりとする。ただし,作業の進捗状況によっては,文化庁,文化財研究所及び現地で適宜判断の上,変更することもあり得る。
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4.作業の手順及び内容 |
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作業の手順及び内容については,本検討会に報告され了承されたものに従い実施する。ただし,作業の進捗状況によっては,文化庁,文化財研究所及び現地で適宜判断の上,変更することもあり得る。 |