特定非営利活動法人国際交流の会とよなか 実施内容

実施内容[日系人等を活用した日本語教室の設置運営]

別紙

1 事業の趣旨・目的

主に,時間的に拘束のある中国人残留孤児,中国人・ベトナム人研修生を対象に行なう。中国人講師による母国語での授業と日本人チューターに総合的授業をめざす。

2 運営委員会の開催について

【概要】
第一回 平成19年10月13日
島本,菊池,薗頭,ホア,陳,藤本
文化庁委託の母語による日本語教室の開催について,説明,これからの協力要請
第二回 平成19年11月25日
島本,菊池,薗頭,ホア,陳,藤本,村上
宣伝方法についての検討,中国人側の教室が(土)から(日)に変更するべきか。
場所はやはり北桜塚で続行してもよいか。
第三回 平成20年2月23日
各教室からの報告
菊池,ホア,陳,薗頭,島本,北川
第四回 平成20年3月14日
今後について 今後の展開
藤本,島本,陳,ホア
第五回 平成20年3月22日
お疲れ様会
ホア,陳,島本,菊池,桜井,田坂,本間

【写真】(会議風景の写真を1~2枚参考に添付して下さい。)

3 日本語教室の開催について

【写真】教室風景の写真を数枚添付して下さい。

(1) 日本語教室参加者名簿と参加状況 (学習者の氏名・国籍・母語・年齢・性別及び,教室への出席状況をまとめて記載)

  • 名前:Vu Van Dung (ヴー バン ズン) 生年月日:1977年8月30日 出席率:10%
    (最初はコースに参加するつもりだったそうでしたが,研究で忙しくなって,参加出来なくなったそうです。)
  • 名前:Vu Dinh Toan (ヴーディン トアン) 生年月日:1985年2月7日 出席率:100%
  • 名前:Do Bang (ドー バン) 生年月日:1978年3月10日 出席率:80%
  • 名前:Vu Thi Huong (ブ ティ フオン) 生年月日:1979年7月24日 出席率:60%
  • 名前:Hoang Ngoc Dung (ホアン ゴック ズン) 生年月日:1972年9月3日 出席率:30%
  • 杜 兆江 男性 31歳 70%
  • 戚 文傑 女性 29歳 70%
  • 呉 立 男性 45歳 100%
  • 韓 素紅 女性 35 歳 50%
  • 福田 梅子 女性 38歳 (確認中) 70%

(2)指導者,支援者名簿と参加状況

指導者
陳 しん
Truong Hoa
支援者
島本 真知子 (TIFA) ほぼ全出席
薗頭 彰子 (TIFA) ほぼ全出席

(3)教室見取り図または写真

(それぞれの教室の所在地を記載し,見取り図または写真を添付する。尚,写真の場合,概観がつかめるように複数添付すること。)

写真:教室内

(4)開催日時と開催場所をまとめた表を添付すること

(5)全体の内容報告

  • 学習目標: 日本語能力検定試験3級
  • 使用教材: 「みんなの日本語Ⅰ」 指導法は主に母語で指導,
  • 指導法: 母語により指導 日本人スタッフが音読やロールプレーに参加 時折保育も担当
  • 学習項目と学習活動等:

(6)特徴的な授業風景

(特徴が最もよく表れた日の授業報告を詳細に記載)

4 事業に対する評価について

(1)本事業の効果,成果(具体的に記述する。)

a. 当初の学習目標の達成,学習者の習得状況

日本語能力検定試験4~3級を目標としていた。「みんなの日本語初級I」と「日本語能力文法問題対策 完全マスター3級」を使用した。当初の学習目標は日本語能力テスト3級を目指したが,参加時点での能力差から,テストに合格できなかった学習者がいた。しかし,1課ごとの理解は速く,練習問題を自力で解答できるようになっている。

b. 日本語教室設置運営の効果,成果

参加者が予想より少なかったが,生徒さんの個人的な相談にも応じたので成果を上げたと思います。中国語,ベトナム語を媒介に日本語を習うことができるため,文法的な説明がよりわかりやすくなったこと,彼らから出る質問にも,講師を通して日本人からの適切な説明を学習者にかえすことができた。 学習者に満足感を与えることができた。

c.地域の関係者との連携による効果,成果 等

スタッフ間での相互理解,適応,協力,連絡は出来やすい。とても良いteam-working だと思います。地域の関係者,特に,学習者のいる会社や工場との連携はとりにくかった。したがって,(土)(日)の日の設定にもかかわらず,仕事が入ったり,また,日常の仕事疲れから,積極的な参加を促すことができにくかった。

(2)改善点,今後の課題について(具体的に記述する。)

a.現状 

短期なので,学習が沢山できない。中国人参加者のうち研修生はいないのが現状。研修生への呼びかけをちらしや広報などで行っても,人数が集まりにくいため,再度ミーティングを開き,スケジュールを改訂したりした。しかし,なかなか研修生への直接的な呼びかけまでにいかず,研修生以外の学生などの参加を受け入れている。

b.今後の課題 

学習は応用,文法や日本語能力検定試験の練習を増やすべき。研修生の実態(どのくらいの人たちが実際,母語による日本語を必要としているか)を把握すること。 研修生を雇う工場,会社の,このような取り組みへの理解を深めること。

c. 今後の活動予定,展望

実際通ってくる学習者から,3級,2級のテストへ挑戦したいという声もあり,母語で日本語のできる講師とサポートとしての日本人講師のチームワークがこの教室の中身を高め,学習者に満足感を与えていると思う。上記課題などに改善の余地があるなら,続けていくことが望ましい。 講座は,4月以後も継続するようにという要望が多数あがっている。

(3)その他参考資料【日本語能力文法問題対策 完全マスター3,2級】など。

※ 写真は,肖像権等に配慮し,差し支えのないものを添付すること。

写真:授業風景

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