平成30年度被災地における方言の活性化支援事業の募集

事業の目的

本事業は,平成23年3月11日に発生した東日本大震災において,被災や避難に伴い消滅の危機にあると考えられる被災地域の方言について,被災地域の方言の保存・継承の取組や方言の力を活用した復興の取組を支援することにより,被災地域の方言の再考及び地域コミュニティーの再生に寄与することを目的とします。

事業の内容

 東日本大震災の被災地域のうち,青森県,岩手県,宮城県,福島県,茨城県それぞれの沿岸部の方言のいずれか又は複数を対象とし,方言研究者(方言に関する著作,論文等を有する大学に属する研究者又は民間の研究者(以下同じ))の協力の下,その方言の保存・継承に資する取組を通して,方言の力を活用して被災者を元気付け,コミュニティーの再生に寄与するような取組を募集の対象とします。
 なお,単発のイベントや公演のみを目的とするもの,調査協力者や地域に還元されるもののない学術調査など,本事業の目的から外れるものは対象となりません。

《対象となり得る取組の例》

  1. ・被災地の方言にいつでも触れられるウェブサイト等を作り,公開する取組
  2. ・被災地の方言を収録して,方言を学ぶ教材を作成する取組
  3. ・被災地の方言を聞き,学ぶ場を設ける取組
  4. ・被災地の方言の多様性を記録・保存し,その価値を理解してもらう取組
  5. ・被災地の方言を活用した地域に貢献する取組のやり方等を共有して活用できるようにする取組 など

事業対象期間

本事業の対象期間は,委託契約日~平成31年3月20日です。

募集案内等

企画提案書等

提出期限

提出期限
平成30年8月31日(金)17:00必着
提出先
提出方法は募集案内を御確認ください。

事業規模(予算)及び採択件数

事業規模は,全ての取組の合計で380万円程度を予定し,採択件数は全4件程度を見込んでいます。

その他

本件に関するその他必要事項については,募集案内,公募要領等を御確認ください。

問合せ先

住所 〒100-8959 東京都千代田区霞が関3-2-2

担当 文化庁文化部国語課日本語教育指導・普及係

電話 03-5253-4111(代)(内線2839)

kokugo@mext.go.jp

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