重文013

部埼灯台

  • 明治5年(1872)
  • 構造形式/金属製、石造、建築面積52.77㎡
  • 指定年月日/2020.12.23
  • 所在地/福岡県北九州市門司区大字白野江字部埼20番1号
  • 緯度・経度/北緯33度57分22秒・東経131度01分30秒
  • 所有者/国(海上保安庁)
  • 部埼灯台旧官舎
  • 明治5年(1872)
  • 構造形式/石造、建築面積113.44㎡、軽量コンクリート板葺
  • 部埼灯台旧昼間潮流信号機
  • 明治42年(1909)
  • 構造形式/鋼製

部埼灯台は,関門海峡の東,瀬戸内海に突き出す部埼の尾根上に位置する,現役の灯台である。

海峡の西の六連島灯台と同時期の建設で,イギリス人技師R・H・ブラントンの指導により,明治5年に初点灯した。

高さ10mの石造灯台で,扇形平面の付属舎が東側から取り付く。旧昼間潮流信号機は腕木式で潮流の方向と速さを表示したもので,瀬戸内海及び関門海峡に特有の航路標識として,旧官舎とともに保存を図る。

件附:旧日時計(1基)、石垣(2基)