房総半島南西端に位置し、三浦半島端の剱埼灯台と対で東京湾入口をなす要地に建つ。高さ15メートルの灯塔及び灯籠ともに円形平面で灯塔上端に歯飾り状の装飾を施し、附属舎を備える。初期の鉄筋コンクリート造灯台としても価値があり、湾口の航行に寄与する。