灯台の周囲に、28メートル四方に設けられた土塁で、内外に昭和26年に吏員退息所を解体した際の石材を積んで補強している。上部には、頂部に飾りを付けた鋳鉄製の柵を廻らす。敷地の様相を良く物語る遺構で、灯台と一体となり、歴史的な景観を創出している。