令和5年度補正予算文化芸術振興費補助金人材育成・収益化に向けた舞台芸術デジタルアーカイブ化推進支援事業について

1.事業の目的

我が国の舞台芸術作品の収集及び保存を促進させるとともに、その利活用を通じた人材育成及び収益化を図り、もって我が国の文化芸術の振興に資することを目的とします。

2.補助対象事業

芸術性が高く、散逸・劣化の危険性の高い我が国の舞台芸術作品や関連資料(戯曲・舞台美術・ポスター等)を収集・保存し未来に継承するとともに、公開に必要な権利処理による配信可能化や劇場等での高精細な映像の上映などによる啓発・収益化に向けた取組を対象とします。具体的には、次の(1)及び(2)とします。

(1)芸術性の高い舞台芸術作品の収集・保存・公開(配信)

  • 幅広いジャンル(演劇、舞踊、伝統芸能等)の舞台映像の収集・高品質の技術による収録及び関連資料(戯曲・舞台美術・ポスター等)の収集、デジタルアーカイブ化。
  • 配信可能化に必要な権利処理(許諾取得)に関する権利者へのサポート。
  • 作品情報のデータベース構築。

(2)収録技術提供による啓発活動

  • 8Kなどの高画質カメラ及び立体音響技術を用いた舞台映像の収録、上映。
  • 舞台映像の利活用や権利処理に関する情報発信、アドバイス。

なお、舞台芸術作品や関連資料の複製・公衆送信等を実施する取組については、著作権者からデジタル化等の実施許諾を得ている、又は得られることが確実な取組に限ります。

3.補助の対象となる者

補助対象者は、次に掲げる者とします。

  • (1)我が国の文化芸術団体であること。
  • (2)法人格を有すること。
  • (3)監事・監査役等による会計監査を実施していること。
  • (4)今回申請する取組の主催者として、資金面での責任を持つ者であること。
  • (5)過去10年間に、今回申請する取組と同様の内容を実施している実績があること。
  • (6)舞台映像の収録、上映に関する技術及びノウハウを有すること。
  • (7)所蔵資料の権利処理に関する知識及びノウハウを有すること。
  • (8)舞台映像の利活用や権利処理に関する情報発信のネットワークを有すること。

4.提出書類受付期間

令和6年3月25日(月)~令和6年4月4日(木)(18時必着)

5.募集案内及び提出書類

6.補助金交付要綱・補助要項

7.本件担当

文化庁参事官(芸術文化担当)付舞台芸術係
TEL:03-6734-2081
E-mail:butai@mext.go.jp

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