高松港の北に浮かぶ男木島の北端、備讃瀬戸を望む海岸に建つ。灯台は高さ14メートルの円筒形で長方形平面の附属舎とともに庵治石の石造とし、石目地を生かした無塗装とする。内装木部には木目塗を施す。瀬戸内の難所を護る邦人技術者による近代灯台である。