灯台敷地の海側を造成する石垣。石垣は緩やかにカーブする延長78メートル、庵治石を勾配を付けた谷積とするが略方形の石を用い、目地が不整である。要所に設ける水抜穴も庵治石でつくる。風波に耐えてきた優れた施工で、灯台と共に海側の景観をつくる。