豊後水道に建つ水の子灯台を保守した吏員の退息所。大規模な煉瓦造建物で,内部は5世帯の住居に区画され,南面に切妻造の便所棟が付属する。アーチ型の天窓を開く切妻造の玄関や上げ下げ窓が外観を特徴づける。近年の改修で,海事博物館として再生された。