宇宙航空研究開発機構(JAXA)の中型ロケット発射場の管制棟で、H2型ロケット(1994〜)の開発にともない大型ロケット発射場に発射施設が移設され現在は利用されていない。 外観は緑の丘状で、土中に鉄筋コンクリートの地下1階地上1階の打ち上げ時の管制施設としてもつくられたが、非常事態に備えて厚肉の躯体で防護され、地下で隣接建物とつながり、非常時の避難も配慮した建築。昭和40年代の日本の宇宙開発の歴史を伝え貴重である。