第96回米国アカデミー賞における日本映画の受賞について

このたび、米国アカデミー賞において、宮崎駿監督作品「君たちはどう生きるか」が長編アニメーション賞、山崎貴監督作品「ゴジラ-1.0」が視覚効果賞を受賞しました。日本映画の米国アカデミー賞における同時受賞は、関係者の皆様の映画に対する努力と情熱の賜物であり、歴史的快挙を成し遂げた皆様に深く敬意を表しますとともに、心からお慶び申し上げます。

映画は、世界中で親しまれている私たちの生活に最も身近な総合芸術の一つであり、日本の文化芸術の国際発信とグローバル展開の強化等を目指す、文化庁が取り組むCBX(Cultural Business Transformation)の実現に寄与する媒体としても、大変有効なものです。

文化庁ではこれからも、魅力ある日本文化の創造と国内外への更なる発信に向け、日本映画の振興を含めた、芸術文化振興施策の一層の充実に努めてまいります。

令和6年3月11日

文化庁長官都倉俊一

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