文化芸術活動基盤強化基金

令和5年度補正予算において、クリエイター・アーティスト等の育成及び文化施設の高付加価値化のために行う事業を実施するため、独立行政法人日本芸術文化振興会に文化芸術活動基盤強化基金が設立されました。

本基金を活用して「クリエイター等育成・文化施設高付加価値化支援事業」を実施し、次代を担うクリエイター・アーティスト等の挑戦・育成を支援するとともに、その活躍・発信の場である文化施設の機能強化について、弾力的かつ複数年度にわたって支援を行います。

各メニューの詳細については、下記及び独立行政法人日本芸術文化振興会のホームページをご確認ください。

(1)クリエイター・アーティスト等育成事業

<クリエイター等育成プロジェクト支援(補助型)>

●本メニューの趣旨・目的

主に舞台芸術、メディア芸術、現代アート及び分野横断的新領域を対象とし、世界的な活躍が見込まれる若手クリエイター・アーティスト等を起用した作品展示や公演等の、企画・交渉・制作及び国内外での発表・海外展開までの一体的な活動を行うプロジェクトに対して、助成金を交付します。

これにより、対象となるプロジェクトの実施を通じた若手クリエイター・アーティスト等の挑戦、経験蓄積、ネットワーク形成等を後押しし、新たな芸術の創造など我が国の芸術活動の活性化を促すとともに、ビジネス展開も視野に、総合的な人材育成支援を行うものです。

<クリエイター等育成プログラム(委託型)>

●本メニューの概要・目的

メディア芸術(マンガ、ゲーム、メディアアート、短編アニメーション(アートアニメーション)、映画(実写映画及びアニメーション映画))、現代アート、舞台芸術等の分野における、次代を担う若手クリエイター・アーティスト・キュレーター等の人材育成を目的に、海外展開に向けた指導・助言、海外アートフェスティバル等への派遣や出品、著名な海外美術館等を会場とした展覧会等の企画・交渉・実現、現地関係先とのネットワーク形成のサポート等による育成プログラムを、5か年程度の事業計画の下、3か年程度にわたって委託事業として実施します。

これらの事業の実施により、若手クリエイター等の経験蓄積・ネットワーク形成、知名度向上等を後押しし、もってクリエイター等の育成支援とするものです。

受託者は対象とする若手クリエイター等や指導・助言等を行うアドバイザー等の選定、派遣や出品等に向けた連絡・調整等の一切を担うものとします。

詳細は独立行政法人日本芸術文化振興会のホームページをご確認ください。

クリエイター・アーティスト等育成事業(文化芸術活動基盤強化基金)採択一覧(76KB)

[音楽(オーケストラ、オペラ、ポピュラーミュージック等)]

「クリエイター・アーティスト等育成支援事業」採択プロジェクト概要[音楽](2.1MB)
※令和6年10月11日時点版

[舞踊(バレエ、現代舞踊等)]

「クリエイター・アーティスト等育成支援事業」採択プロジェクト概要[舞踊](885KB)
※令和6年10月11日時点版

[演劇(現代演劇、ミュージカル等)]

「クリエイター・アーティスト等育成支援事業」採択プロジェクト概要[演劇](2.7MB)
※令和6年10月11日時点版

[伝統芸能・大衆芸能(歌舞伎、文楽、邦楽等)]

「クリエイター・アーティスト等育成支援事業」採択プロジェクト概要[伝統芸能・大衆芸能](973KB)
※令和6年10月11日時点版

[舞台芸術等]

「クリエイター・アーティスト等育成支援事業」採択プロジェクト概要[舞台芸術等](735KB)
※令和6年10月11日時点版

[メディア芸術(マンガ、ゲーム、メディアアート、アニメーション、映画)]

「クリエイター・アーティスト等育成支援事業」採択プロジェクト概要[メディア芸術](2.9MB)
※令和6年10月11日時点版

事業ウェブサイト

(補助型)グローバル・アニメ・チャレンジ

[現代アート]

「クリエイター・アーティスト等育成支援事業」採択プロジェクト概要[現代アート](1.3MB)
※令和6年10月11日時点版

[分野横断的新領域]

「クリエイター・アーティスト等育成支援事業」採択プロジェクト概要[分野横断的新領域](1.9MB)
※令和6年10月11日時点版

※「分野横断的新領域」とは、分野(メディア芸術、現代アート、舞台等)を横断または革新しグローバルな訴求力を高める等の創意工夫を行ったもの

(2)文化施設による高付加価値化機能強化支援事業

●事業の趣旨・目的

博物館や劇場・音楽堂等の文化施設について、グローバルに活躍する若手クリエイター・アーティスト等の育成の一環として、当該若手クリエイター等の「国内における活動の拠点」かつ「活動に対して新たな高い価値を付加する拠点」としての機能形成の推進を目的とした支援です。

博物館・美術館等については、育成対象の若手クリエイター等が生み出す作品を含め、施設が持つ価値(コンテンツ)のデジタル・アーカイブ化等を行いつつ、世界に強力に発信し、価値を高めるとともに、そうした価値に受け手を惹き付けるための計画に対し支援を行います。

劇場・音楽堂等については、世界的な活躍が見込まれる若手クリエイター等の活動拠点として、その育成を行いつつ、芸術性の高い作品の創作や国内外における公演活動、育成対象の若手クリエイター等を世界に強力に発信するための計画に対し支援を行います。

詳細は独立行政法人日本芸術文化振興会のホームページをご確認ください。

担当

(1)について 文化庁参事官(芸術文化担当)付、文化経済・国際課

(2)について 文化庁企画調整課

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