国立映画アーカイブのクラウドファンディング実施に関する報道について

国立映画アーカイブは、令和8年6月25日に「使命は人類の記憶を繋ぐこと。国立映画アーカイブの活動にご支援を」という題名で、クラウドファンディングを開始しましたが、その報道において、政府が国立映画アーカイブの運営費交付金を削減したと一部誤解を招く報道がありましたので、事実関係をお知らせさせていただきます。

国立映画アーカイブは、独立行政法人国立美術館が設置する施設です。国から独立行政法人国立美術館に対して措置した令和8年度の運営費交付金は84.6億円ですが、令和8年度から新たに物価高騰分対応等を行っており、前年度から約3.2億円増額しております。

独立行政法人国立美術館全体の運営は、運営費交付金や自己収入などで構成される予算で賄われていますが、独立行政法人国立美術館が設置する国立映画アーカイブを含む各館への予算配分は、独立行政法人の業務運営の自主性・自律性の観点から、独立行政法人国立美術館が決定しており、館によって前年度から増減があります。

(参考:独立行政法人国立美術館が設置する館
 東京国立近代美術館、国立工芸館、京都国立近代美術館、国立映画アーカイブ、国立西洋美術館、国立国際美術館、国立新美術館)

今年度の国立映画アーカイブの予算配分は、独立行政法人国立美術館において、運営費交付金と自己収入のバランスを全館の間で是正した結果、前年度より運営費交付金の配分が大きく減少していると聞いております。独立行政法人国立美術館においては、各館の状況を踏まえて、各館への適切な配分を行っていただきたいと考えております。

なお、本年4月から開始された独立行政法人国立美術館の中期目標における自己収入目標の設定は、展示に係る費用に対する自己収入の割合の目標を示したものであり、収集・保管、教育普及、調査研究といった事業に対しては、しっかりと国費を措置しております。

文化庁としては、独立行政法人国立美術館の機能強化に向けて、引き続きしっかりと予算を確保してまいります。

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