文化庁では,毎年,国宝・重要文化財(建造物)や重要伝統的建造物群保存地区内の伝統的建造物などの保存修理事業に対し,補助を行っています。また,「修理現場から文化力」ロゴマークを作成し,平成19年6月から,保存修理の現場公開事業や,保存修理に関する普及・広報活動などで使用しています。
国宝・重要文化財(建造物)などの文化財は,所在する地域の歴史・文化を物語るものであり,国民の貴重な共有財産です。保存修理がなされる文化財建造物が,各地域の「文化力」(=人々に元気を与え地域社会を活性化させて,魅力ある社会づくりを推進する力)を盛り上げ,地域振興の核となるよう願っています。
※ ロゴマークのカラーは萌黄色(もえぎいろ)。