「プリントアウト・コピー・無料配布」OKマーク
- ◆このマークを付けると,以下の利用が行われることになります。
利用料を求めることはできません。
利用の目的
あらゆる目的が対象です(営利・非営利を問いません)
- (例)「個人の趣味・仕事のために使用」「個人の学習・研究のために使用」
「学校・大学・福祉施設などで使用」「企業や団体などの会議で使用」「企業や団体などの広報のために使用」
利用の方法
「プリントアウト」「コピー」「無料配布」のみ
<このマークによって行われる利用行為の例>
- (例)・ハードディスク,CD-R,フロッピーなどに蓄積すること
・プリントアウトすること
・紙,テープ,CD-Rなど,あらゆる媒体にコピーすること(コピーの際に媒体変換やデジタル⇔アナログ,ビットマップ方式⇔J-PEG方式などデータ形式を変換することを含む)
・プリントアウト・コピーしたものを無料で他人にあげたり,貸したりすること
<このマークでは行えない利用行為の例>
- (例)・インターネットなどによる「送信」や「放送」「有線放送」をすること
・配布の際に代金を徴収すること(紙代,送料,交通費などの実費も徴収できません)
改変・切除等
変更,改変,加工,切除,部分利用,要約,翻訳,変形,脚色,翻案などは含まれません
(そのまま「プリントアウト」「コピー」「無料配布」のみが対象です)
<このマークでは行えない利用行為の例>
- (例)・写真などの一部分だけをコピーすること
・画像を削除したり,差し替えたりすること
・写真の一部の色を変えること
その他
- ・あなたの氏名を表示してほしいときは,著作物にあなたの氏名を表示しておいてください
- ・あなたの社会的な評判や名誉を傷つけるような使い方は,法律で禁じられています
*自由利用マークの有無にかかわらず,著作者の了解なしに著作物を利用できる例外が著作権法に定められています(「著作権制度の概要」を参照)。
「障害者のための非営利目的利用」OKマーク
- ◆このマークを付けると,以下の利用が行われることになります。
利用料を求めることはできません。
利用の目的
障害者のみが使うことを目的とする場合に限られます(非営利目的に限ります)
- (例)「障害者が見やすいように拡大コピーをすること」
「障害者が耳で理解できるように録音図書を作成すること」
「障害者が読むことができるようにデータを点字化して送信すること」
※ 企業などの営利を目的とした団体が行う行為は「非営利目的」に該当しません
※ ここでいう「障害者」とは,障害者基本法第2条「身体障害,知的障害又は精神障害があるため,長期にわたり日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける者」(てんかん及び自閉症を有する者並びに難病に起因する身体又は精神上の障害を有する者であって長期にわたり生活上の支障がある者を含む)です
利用の方法
あらゆる利用が対象です(コピーなどを行う人は,障害者に限られません)
<このマークによって行われる利用行為の例>
- (例)・プリントアウト・コピーすること
・無料又は実費で配布をすること
・無料又は実費で貸出しをすること
・多くの障害者向けにメールを送信すること
改変・切除等
変更,改変,加工,切除,部分利用,要約,翻訳,変形,脚色,翻案なども行われます
<このマークによって行われる利用行為の例>
- (例)・文字やイラストなどを拡大すること
・図面などの色を変えること
・文章などを要約・翻訳すること
・イラストなどを部分的に利用すること
その他
変更,改変,加工,切除,部分利用,要約,翻訳,変形,脚色,翻案なども行われます
<このマークによって行われる利用行為の例>
- ・あなたの氏名を表示してほしいときは,著作物にあなたの氏名を表示しておいてください
- ・あなたの社会的な評判や名誉を傷つけるような使い方は,法律で禁じられています
*自由利用マークの有無にかかわらず,著作者の了解なしに著作物を利用できる例外が著作権法に定められています(「著作権制度の概要」を参照)。
「学校教育のための非営利目的利用」OKマーク
- ◆このマークを付けると,以下の利用が行われることになります。
利用料を求めることはできません。
利用の目的
学校の様々な活動で使うことを目的とする場合に限られます(非営利目的に限られます)
- (例)「学校の授業やクラブ活動などでコピーして配布」
「教職員が校内研究会でコピーして配布」「学校内の行事などで拡大コピーして掲示」
「保護者に配布するためにコピー」「文化祭,運動会などのパンフレットにコピー」
「学校のホームページに掲載して送信」「学校間で教材を送信」
※ ここでいう「学校」とは,幼稚園,小学校,中学校,高等学校,中等教育学校,大学,高等専門学校,盲学校,聾学校,養護学校,幼稚園,専修学校,各種学校です
利用の方法
あらゆる利用が対象です(コピーなどを行う人は,教員・生徒に限られません)
<このマークによって行われる利用行為の例>
- (例)・プリントアウト・コピーすること
・無料又は実費で配布すること
・無料又は実費で貸出しをすること
・学校ホームページにアップロードして送信すること
・学校のLANにアップロードして送信すること
改変・切除等
変更,改変,加工,切除,部分利用,要約,翻訳,変形,脚色,翻案なども行われます
<このマークによって行われる利用行為の例>
- (例)・画像を教材として改変・加工したり,部分利用したりすること
・文章を要約・翻訳したり,部分利用したりすること
その他
- ・あなたの氏名を表示してほしいときは,著作物にあなたの氏名を表示しておいてください
- ・あなたの社会的な評判や名誉を傷つけるような使い方は,法律で禁じられています
*自由利用マークの有無にかかわらず,著作者の了解なしに著作物を利用できる例外が著作権法に定められています(「著作権制度の概要」を参照)。
マークによる意思表示は撤回が困難です。
(期限を付けることはできます)
マークによる意思表示は撤回が困難です。よく考えて付けてください。
マークを付けると,その著作物は様々な場所で利用されますので,すべての利用者を探し出してマークによる意思表示を撤回することは極めて困難です。
したがって,マークを付けるときはよく考えてから付けるようにしてください。
マークに期限を付けることができます。
マークによる意思表示は撤回が困難ですが,期限を付けることはできます。「当面は利用してもらっても構わないものの,将来撤回するかもしれない」といった場合には,マークの下に例えば次のような期限を付けてください。
<使用期限:~2005年12月>
<使用期限:平成17年12月まで>
なお,「2007年1月~」というように,マークの有効となる始期を遠い将来に設定することは,混乱の原因になるのでしないでください。
どの著作物にマークが付けられているかが分かるよう, マークを付ける位置に注意しましょう。
このマークは本説明資料に掲載しているすべての著作物について付けられたものです。