「分かり合うための言語コミュニケーション(報告)」について

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平成30年3月2日

文化庁では,平成28年度から文化審議会国語分科会において,「コミュニケーションの在り方」及び「言葉遣い」について検討を進めてきました。この度,その検討結果を「分かり合うための言語コミュニケーション(報告)」として取りまとめましたので,お知らせします。

◎経緯

平成25年2月に文化審議会国語分科会で取りまとめた「国語分科会で今後取り組むべき課題について(報告)」に挙げられていた検討課題のうち「コミュニケーションの在り方」と「言葉遣い」を取り上げ,国語分科会の下に設けられた国語課題小委員会において審議を進めてきました。

◎概要

当報告においては,コミュニケーションのうち,互いの異なりを踏まえた上で,情報や考え,気持ちなどを伝え合って,共通理解を深めていくという働き,「分かり合うためのコミュニケーション」に焦点を当て,現代の課題とこれからの社会において期待される考え方を整理しました。その上で,コミュニケーションの中心となる言語コミュニケーションの在り方について,「正確さ」,「分かりやすさ」,「ふさわしさ」,「敬意と親しさ」の四つの要素を,目的に応じてバランス良く生かしていくことが重要であると提案しています。

また,これら四つの要素を踏まえ,言語コミュニケーションに関する疑問や問題などに対して,解決の手掛かりとなる考え方などをまとめた35のQ&Aも掲載しています。

<担当>文化庁文化部国語課

国語調査官
武田康宏(内線2841)
国語調査官
鈴木仁也(内線2841)
専門職(国語担当)
小沢貴雄(内線2842)
電話:
03-5253-4111(代表)
03-6734-2840(直通)

別紙

本報告の概要をわかりやすくまとめたものです。

国語分科会(第67回)においてまとめられた報告の本文です。

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