重要伝統的建造物群保存地区の選定について

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平成30年5月18日

文化審議会(会長佐藤(さとう)(まこと))は,平成30年5月18日(金)に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て,新たに1地区を重要伝統的建造物群保存地区に選定するとともに,既選定の重要伝統的建造物群保存地区1地区を拡大して選定することを文部科学大臣に答申しました。
この結果,官報告示を経て,重要伝統的建造物群保存地区は,118地区となる予定です。

重要伝統的建造物群保存地区の新規選定及び追加選定

名称 所在地 選定基準
【新規】喜多方市(きたかたし)小田付(おたづき)伝統的建造物群保存地区 福島県喜多方市 (二)
【追加】富田林市(とんだばやしし)富田林(とんだばやし)伝統的建造物群保存地区 大阪府富田林市 (一)

◎今回の答申における特筆すべきもの

喜多方市小田付(きたかたしおたづき)伝統的建造物群保存地区福島県喜多方市

小田付は,蔵の町として知られる喜多方市の中心市街地を成す。天正(てんしょう)10年(1582)に町割(まちわり)が行われて近村から市が移され,近世には酒や味噌・醤油の醸造等も盛んになって,会津北方の交易の中心として発展してきた。近世の地割(ちわり)の上に店蔵など多様な土蔵が並ぶ町並みは,在郷町・醸造町としての特徴的な歴史的風致を良く伝えている。

<担当>文化庁文化財部参事官(建造物担当)

参事官
豊城浩行(内線2790)
参事官補佐
濱田泰栄(内線2791)
伝統的建造物群部門
下間久美子,江島祐輔
松本光生(内線2794)
登録係
栗田直人(内線2738)

電話:03-5253-4111(代表),03-6734-2792(直通)

別紙

選定された地区の概要,累計等を記載しています。

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