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平成30年5月28日
文化庁は,平成30年6月16日から平成30年9月9日にかけて,英国・ウェールズ・カーディフ市のウェールズ国立博物館において「今・昔 日本のアート&デザイン」(英語タイトル:KIZUNA JAPAN/WALES/DESIGN)を開催します。
文化庁主催海外展として英国での開催は今回が5回目,ウェールズでは初めての開催となります。
文化庁主催海外展として英国での開催は今回が5回目,ウェールズでは初めての開催となります。
1.目的
文化庁主催の海外展は,国宝や重要文化財などの日本の優れた文化財を海外で発信し,外国での日本文化理解増進とともに,国内外の美術館・博物館等と協力して展覧会を開催することを通じて,共同研究や交流等の成果を発表し,海外との橋渡しとなる日本の学芸員の資質向上と海外における日本美術研究の推進に資することを目的として実施しています。
2.主催・特別協力
- 主催:文化庁,国立歴史民俗博物館,ウェールズ国立博物館
- 特別協力:東京国立近代美術館
- 後援:在英国日本国大使館
3.会期・会場
- 一般公開:平成30年6月16日(土)~平成30年9月9日(日)
- 会場:ウェールズ国立博物館(英国・ウェールズ・カーディフ市)
4.概要
- (1)本展覧会は,日本の美術とデザインについて歴史的な背景を探ることを目的としており,特に日本美術のうち「工芸」の重要性や,日本のデザインにおける江戸時代からの継続性,日本とヨーロッパ間の交流に焦点を当てます。展示作品は,縄文時代から現代にかけて,絵画,工芸品,ポスター,さらにはプロダクトデザインなど日本側から96件,ウェールズ側から約65件の出品を予定しています。
- (2)また,国立歴史民俗博物館とウェールズ国立博物館により,英国を中心とした在外の日本美術に関する共同調査研究の成果により本展覧会が実現したという経緯があります。
5.出品件数
総数約160件。出品作品の詳細は別紙のとおり。
-
袈裟襷文銅鐸
(弥生時代/東京国立博物館蔵) -
色絵若松図茶壺野々村仁清作
(重要文化財)
(江戸時代/文化庁蔵) -
江戸図屏風
(江戸時代/国立歴史民俗博物館蔵)
<担当>文化庁文化財部美術学芸課
- 課長
- 圓入由美(内線2884)
- 課長補佐
- 松永佳子(内線2885)
- 文化財調査官
- 伊東哲夫(内線2889)
- 文化財調査官
- 多比羅菜美子(内線2889)
電話:03-5253-4111(代表)

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