平成30年度「東アジア文化交流使」の決定

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平成30年10月10日

文化庁では,この度,平成30年度「東アジア文化交流使」(※)を以下の2名に決定しましたので,お知らせします。

※「東アジア文化交流使」とは,中堅・若手芸術家等を中国・韓国を中心とした東アジア諸国に派遣し,日本の文化を広く世界に紹介する事業です。

水江(みずえ)未来(みらい)氏(アニメーション作家)

(1)プロフィール

「細胞」や「幾何学図形」をモチーフにした抽象アニメーション作品を多数制作し,主に国際映画祭を舞台に活動をしている。制作作品のヴェネチア映画祭・ベルリン映画祭でのワールドプレミア上映や,世界4大アニメーション映画祭へのノミネートなどの経験があり,アヌシー国際アニメーション映画祭では,これまでに最優秀音楽作品賞とCANAL+Creative Aid 賞(仏テレビ局賞)を受賞するなど,多数の受賞歴がある。

(2)派遣国・活動内容等

韓国に平成31年1月中旬に派遣予定。主な活動内容として,仁川において,自身の作品の上映会やトークイベントを開催するとともに,ソウル市内の複数のアニメーション監督のスタジオを訪問し,現地アーティストとネットワークを構築する。

毛利(もうり)悠子(ゆうこ)氏(美術家)

(1)プロフィール

磁力や重力,光などをセンシングするインスタレーションを制作。平成27年,アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)のグランティとして渡米。英カムデン・アーツ・センターでの個展「Voluta」のほか,「リヨン・ビエンナーレ2017」(フランス),「ヨコハマトリエンナーレ2014」(神奈川)など国内外の展覧会に多数参加。

(2)派遣国・活動内容等

中国に平成30年12月中旬に派遣予定。主な活動内容として,北京,上海を中心に,杭州,雲南省など様々な地域にもおもむき,現地のアーティストやキュレーター,批評家等へのインタビュー,更にトークイベントを開催する。

(敬称略,50音順)

・2名の略歴は別紙1を御参照ください。

・「東アジア文化交流使」の事業概要は別紙2を御参照ください。

<担当>文化経済・国際課国際文化交流室

室長
秋山麻里(内線3153)
室長補佐
木南秀隆(内線3166)
振興係長
(内線3167)

電話:03-5253-4111(代表)

別紙

平成30年度「東アジア文化交流使」の略歴などを記載しています。

「東アジア文化交流使」の事業概要などを記載しています。

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