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日本現代アートサミット2019
「トランス/ナショナル:グローバル化以降の現代美術を語る」
公開キーノートレクチャー
アレクサンドラ・モンロー(3/19),デヴィッド・エリオット(3/21)

印刷版(132.8KB)

平成31年3月13日

技術革新や移動手段の多様化によって政治,経済,社会が従来の国境が曖昧になるグローバル化の波は,現代アートを取り巻く環境にも大きな変化をもたらしてきました。現代アートの活動は,ギャラリーや美術館だけでなく,世界各地で創出されたビエンナーレやトリエンナーレ,アートフェアなどでも活発に行われ,アーティストやキュレーター,コレクターの行動範囲も地球規模に拡大しています。

経済新興国など新しい動向が注目される地域では,新しいアートシーンや市場の発展にともなって,そこから生まれるアートにも注目が集まるなか,日本の現代アートの国際的な存在感は相対的に低迷しているようにも見えます。

こうした状況に鑑み,文化庁では日本の現代アートの国際的なプレゼンスと理解を高めることを目的に,2018年度から,アートプラットフォームの形成に向けた事業を新たに立ち上げ,その一環として,国内外のキュレーター,研究者,アーキビストなどのネットワーク構築を目指す「日本現代アートサミット」(招待制)を実施します。

本サミットの一般公開プログラム「キーノートレクチャー」では,2019年のサミットのテーマ「トランス/ナショナル:グローバル化以降の現代美術を語る」に基づき,1980年代以降に日本の現代アートを海外に紹介した主要な展覧会の企画者,アレクサンドラ・モンロー氏とデヴィッド・エリオット氏をお招きします。

当時の時代背景も踏まえながら,いかに日本の現代アートを分析し,異なる観客に提示したのかを再訪することで,21世紀の今日にひとつの国の現代アートを語るためのヒントを探ります。

参加費不要。どなたでも御自由に御参加いただけます。

<概要>

【キーノートレクチャー(1)】

「Japanese Art in America: Reflections on My Life’s Work as Curator, Scholar and Activist」

  • ・講師:アレクサンドラ・モンロー(ソロモン・R・グッゲンハイム美術館アジア美術部門サムソン上級キュレーター/グローバル美術部門上級アドバイザー,グッゲンハイム・アブダビ・プロジェクトキュレトリアル部門暫定ディレクター)
  • ・モデレーター:片岡真実(森美術館副館長兼チーフ・キュレーター)
  • ・日時:2019年3月19日(火)18:30〜20:00(開場18:00)
  • ・会場:六本木アカデミーヒルズ(東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー49階)
  • ・定員:150名
  • ・言語:英語(英日同時通訳あり)
  • ・協力:森美術館

【キーノートレクチャー(2)】

「RECONSTRUCTION, TRANSMISSION & STEREOTYPE:

3 APPROACHES TOWARDS CONTEMPORARY JAPANESE ART」

  • ・講師:デヴィッド・エリオット(紅専廠Redtory Museum of Contemporary Art (RMCA)副館長兼シニアキュレーター)
  • ・モデレーター:林道郎(上智大学国際教養学部教授)
  • ・日時:2019年3月21日(木・祝)17:00〜18:30(開場16:30)
  • ・会場:国立新美術館 3階講堂(東京都港区六本木7-22-2)
  • ・定員:150名
  • ・言語:英語(英日同時通訳あり)

<参加申込み>

御参加を御希望の方は,下記サイトから御登録ください。

https://form.run/@keynote

<担当>文化庁文化経済・国際課

課長補佐保太(内線4847)

連携推進係藤井亮介(内線4844)

電話:03-5253-4111(代表)

03-6734-4844(直通)

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