「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」のユネスコ無形文化遺産代表一覧表登録に関する評価機関による勧告について

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令和2年11月17日

我が国よりユネスコ無形文化遺産代表一覧表への登録に向けて提案した「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」について,この度,無形文化遺産保護条約政府間委員会の評価機関より「記載」の勧告があり,ユネスコ無形文化遺産公式サイト(http://www.unesco.org/culture/ich/)において公表されましたので,萩生田文部科学大臣の談話と併せて,お知らせいたします。

 

本勧告を受け,本年12月14日~12月19日の間, パリで開催される第15回政府間委員会において最終決定がなされます。

1.評価機関による勧告(別添参照)

「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」については,「記載」(登録)することが適当との勧告がなされた。

(参考1)評価機関による勧告の3区分
(1)
「記載(Inscribe)」:代表一覧表に登録するもの。
(2)
「情報照会(Refer)」:提案国に追加情報を求めるもの。
(3)
「不記載(Decide not to inscribe)」:登録基準を満たさないもの。
(参考2)評価機関
評価機関は,各地域から選出された専門家6名とNGO6団体で構成。代表一覧表記載等について事前審査を行い,政府間委員会に勧告を行う。

2.今後の予定

第15回政府間委員会(令和2年12月14日~12月19日,フランス・パリ)において,ユネスコ無形文化遺産代表一覧表への登録に関する最終決定がなされる。

なお,同委員会での決議は,評価機関の勧告と同じ「記載」,「情報照会」,「不記載」の3区分である。

<担当>文化庁文化資源活用課文化遺産国際協力室

室長
山田(内線4784)
室長補佐
守山(内線2870)
無形文化遺産係
吉川・櫻井(内線4698)
電話:
03-5253-4111(代表),03-6734-4698(直通)
FAX:
03-6734-3820
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