文部科学大臣の審議要請について

令和3年8月23日

本日開催された文化審議会文化財分科会において,文部科学大臣からの審議要請がなされましたので,お知らせいたします。

【審議要請の概要】

○文化財を後世に確実に継承していくためには,適切な保存を図ることが重要であるが,修理技術者の高齢化や後継者不足により文化財保存技術が断絶の危機にあるほか,天然素材から作られる用具や原材料が入手困難な状況にある。

○こうした状況を踏まえ,文部科学省では,文化財の修理技術者,用具や原材料の確保・支援等のための5か年計画として,「文化財の匠プロジェクト」を策定・実施することとし,具体的な検討に着手したところ。

○本件は,専門的・技術的な見地からの検討や制度的な措置を含めた対応策の検討が必要であり,平成29年の諮問のうち継続審議となっている事項でもあるため,改めて審議を再開すべく,文部科学大臣から文化審議会に対し審議要請を行ったもの。

【資料】

<担当>

○文化庁文化資源活用課

課長
篠田智志(内線2859)
課長補佐
長谷川智(内線4888)
企画係長
田中宏明(内線2862)

電話:03-5253-4111(代表)

03-6734-2864(直通)

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