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令和3年10月18日
文化庁では、我が国の多様な食文化の継承・振興への機運を醸成するため、地域で受け継がれ愛されている食文化を掘り起こし、100年続く食文化として継承することを目指す「100年フード宣言」の取組を進めるとともに、食文化への学びや体験の提供に取り組む博物館、道の駅、食の体験・情報発信施設等に関する情報を一体的に発信する「食文化ミュージアム」の取組を実施します。
<100年フード宣言>
1. 概要
我が国には、豊かな自然風土や歴史に根差した多様な食文化が存在しており、文化庁では、その中で特に歴史性のあるものを文化財として登録する取組を進めています。
一方で、全国各地には、比較的新しいものであることなどを理由に文化財として登録されていない食文化であっても、世代を超えて受け継がれ、長く地域で愛されてきたものが多く存在しています。
本事業では、そのような食文化を「100年フード」と名付けるとともに、地域の関係者や地方自治体が100年続く食文化として継承することを宣言する「100年フード宣言」の取組を推進していきます。
2. 募集期間
令和3年10月18日(月)令和3年12月17日(金)
3. 認定基準(以下の全てを満たす食文化であること)
- ①地域の風土や歴史・風習の中で個性を活かしながら創意工夫され、育まれてきた地域特有の食文化
- ②地域において、世代を超えて受け継がれ、食されてきた食文化
- ③地域の誇りとして100年を超えて継承することを宣言する団体が存在する食文化
4. 応募団体
地方自治体、協議会、食関連団体、観光協会・DMO、民間団体等
※個人からの応募は受け付けない。
※1団体1件の応募であること。
5. 応募部門
- ①伝統の100年フード部門 ~江戸時代から続く郷土の料理~
- ②近代の100年フード部門 ~明治・大正に生み出された食文化~
- ③未来の100年フード部門 ~目指せ、100年!~
6. 応募方法
公式ウェブサイト内、応募フォームよりご応募ください。
https://www.foodculture2021.go.jp
7. 審査・認定
応募内容に関して、有識者委員会において審査を行い、認定します。
認定された「100年フード」は、公式ウェブサイト等で発信します。
<食文化ミュージアム>
1. 概要
我が国には、地域ごとの特色のある食や受け継がれてきた食の技術など、多様な食文化が存在します。
本事業では、そのような食文化に関する学びや体験の提供に取り組む博物館、道の駅、食の体験・情報発信施設などの施設に関する情報を集約し、ウェブ上の仮想のミュージアムである「食文化ミュージアム」において一体的に発信します。
2. 募集期間
令和3年10月18日(月)令和3年12月17日(金)
3. 認定基準(①又は②のいずれかを満たし、かつ、③を満たす施設であること)
- ①地域に根差した食文化又は特定分野の食文化を体系的に発信する施設
- ②食文化への学びや体験を提供する施設
- ③一般に公開され、広く一般の利用が可能な施設
4. 主な対象施設
- ①博物館
- ②道の駅
- ③食の体験・情報発信施設 等
5. 応募方法
公式ウェブサイトから応募申請書(word ファイル)をダウンロードし、必要事項を入力いただき、事務局宛にメールでご応募ください。
https://www.foodculture2021.go.jp
6. 審査・認定
応募内容に関して、有識者委員会において審査を行い、認定します。
認定された施設は、「食文化ミュージアム」で発信します。
<100年フード・食文化ミュージアムに関するお問合せ先>
100年フード 事務局
食文化ミュージアム 事務局
<担当>文化庁参事官(食文化担当)
柴崎,三好
東京都千代田区霞が関3-2-2
電話:03-5253-4111(内線5044)

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