1. 趣旨・目的

社会全体で文化財を次世代へ継承していくために、個人・企業が文化財との新しいつながりを持つきっかけとしての寄附という新たな取組を普及することを目的として、官民共創による寄附促進の仕組みを構築します。

2. 「文化財サポーターズ」の内容

1）文化財の保存・活用のための寄附促進に関する連携協定

文化庁と READYFOR 株式会社は、個人や企業が文化財の保存・活用に参加し、文化財に対する共感を育む機会になることで、文化財の支え手の輪が広がっていくことを期待し、文化財の保存・活用のための寄附を社会に一層定着させることにより、文化財を次世代に確実に継承していくために協働することで合意しました。

2）文化財保存活用コーディネーターの配置

民間のファンドレイザーなどを文化財保存活用コーディネーターとして文化庁に配置し、文化財所有者の寄附募集を支援します。

3）個人・企業からの寄附促進・助成事業

文化庁、公益財団法人文化財保護・芸術研究助成財団及び PROJECT_Vega は、個人・企業からの寄附を原資とする文化財の保存・活用への助成事業を開始します。

第一弾のテーマは「令和6年能登半島地震」とし、被災文化財の復旧・復興支援に対し寄附を募集します。

また、第一弾の応援団長として、松井秀喜氏に就任いただきました。

令和6年能登半島地震 文化財復興 緊急支援｜文化財サポーターズ第1弾　特設サイト

READYFOR（クラウドファンディング）：令和6年能登半島地震 文化財復興 緊急支援｜文化財サポーターズ第1弾

文化財サポーターズに関する参考資料（6MB）