印刷版(1.2MB)
令和6年5月1日
第77回カンヌ国際映画祭に関連して文化庁が実施する取組について
文化庁は平成15年度から「日本映画の海外発信事業」として、海外映画祭における出展や海外映画祭への若手監督の派遣など日本映画の効果的な魅力発信につながる取組を実施しています。
本事業の一環として、第77回カンヌ国際映画祭において、日本映画の魅力発信や海外の映画関係者との交流促進・関係強化に資する取組を下記のとおり予定していますのでお知らせします。
① 併設見本市における「ジャパン・ブース」の出展
カンヌ国際映画祭併設見本市である「マルシェ・ドゥ・フィルム」において、下記のとおり「ジャパン・ブース」を出展します。共有ブースとして5社(予定)の企業が参加します。日本映画の制作者や代理者による海外広報・営業活動の拠点として、広報活動や海外公開に向けた取組等を支援します。
○ブース設置期間:令和6(2024)年5月14日(火)~5月22日(水)の9日間
○会場:映画祭併設見本市「マルシェ・ドゥ・フィルム」メイン会場
パレ・デ・フェスティバル 地下1F
○ブース面積:42㎡(出展者スペース/受付/スタッフスペース/倉庫等含)
○共有ブース使用企業:5社(予定)
○過去のジャパン・ブースの様子
② 「ジャパン・パビリオン」の出展
公式出品日本映画の広報宣伝のほか、日本映画の情報発信拠点として、下記のとおり「ジャパン・パビリオン」を出展します。パビリオンにおいては、公式出品作品の紹介のほか、出品作品を中心とした日本映画の取材・プレス発表、公式出品作品関係者・海外映画業界関係者等を招待しての交流会の開催、各種支援制度の紹介等を実施する予定です。
○パビリオン設置期間:令和6(2024)年5月14日(火)~5月25日(土)の12日間
○会場:ヴィレッジインターナショナル リヴィエラ
○ブース面積:100㎡(パビリオン50平米、テラス50平米)
○過去のジャパン・パビリオンの様子
※内容については今後変更等が生じる場合があります。
※詳細につきましては、後日ジャパン・ブース事務局公益財団法人ユニジャパン HP(公益財団法人 ユニジャパン (unijapan.org))上でお知らせ予定です。
【参考】第77回カンヌ国際映画祭における日本映画公式出品作品
(※令和6年5月1日時点。「ある視点」部門及び「監督週間」は5月25日受賞発表予定。)
○「ある視点」部門
…カンヌ国際映画祭の公式セレクションの一部門。若手作家による様々な種類のスタイルをもつ、独自で特異な作品群が上映される。
・『ぼくのお日さま』(奥山大史監督)
(文化庁文化芸術振興費補助金(日本映画製作支援事業)令和5年度採択)
○「監督週間」
…フランス映画監督協会が主催する、作家性を持つ監督が世界に出てゆく登竜門的な存在であり、特異で前衛性のある、幅広いタイプの作品を紹介することを目的としている。
・『化け猫あんずちゃん』(山下敦弘監督・久野遥子監督、日仏共同製作)
(文化庁文化芸術振興費補助金(国際共同製作映画支援事業)令和6年度採択)
・『とても短い』(山村浩二監督)
・『ナミビアの砂漠』(山中瑶子監督)
(文化庁若手映画作家等の育成事業(文化庁委託事業『ndjc:若手映画作家育成プロジェクト』 (vipo-ndjc.jp))令和元年度参加)
○「クラシックセレクション」
…映画修復に特化した特別部門。新しい修復作品、ドキュメンタリー、 特別企画の上映が行われる。
・『七人の侍』(昭和29年作・黒澤明監督)
(別紙)文化庁 日本映画の創造・振興プラン(379KB)
文化庁参事官(芸術文化担当)
- 参事官
- 圓入 由美
- 参事官補佐
- 是永 寛志
- 専門職
- 岩瀬 優
【代表】03-5253-4111(内2827)
PDF形式を御覧いただくためには,Adobe Readerが必要となります。
お持ちでない方は,こちらからダウンロードしてください。