文化審議会の答申(重要伝統的建造物群保存地区の選定)

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令和6年5月17日

文化審議会(会長島谷しまたに弘幸ひろゆき)は、令和6年5月17日(金)に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、新たに2地区を重要伝統的建造物群保存地区に選定することを文部科学大臣に答申しました。

この結果、官報告示を経て、重要伝統的建造物群保存地区は129地区となる予定です。

重要伝統的建造物群保存地区の新規選定

名称 所在地
佐渡市小木町さどしおぎまち伝統的建造物群保存地区 新潟県佐渡市
須坂市須坂すざかしすざか伝統的建造物群保存地区 長野県須坂市

◎今回の答申における主なもの

佐渡市小木町伝統的建造物群保存地区                                     新潟県佐渡市

新潟県佐渡市小木町は、佐渡で産出された金銀の積出港として整備され、北前船の寄港地として栄えた港町です。円弧状の入り江に平行した通りに沿って二階全面を張り出した特徴ある町家が建ち並びます。享和2年(1802)に発生した地震による隆起等の地形の変容を巧妙に受け入れつつ江戸時代から近代にかけて海運業で繁栄した港町の独特の歴史的風致をよく伝えます。

<担当>文化庁文化財第二課 電話:075-451-4111(代表)

課長
田中禎彦
課長補佐
田中佳幹
伝統的建造物群部門
梅津章子、村上玲奈、高橋成美、山﨑初盟(内線9772)
審議会係
今村結記、梶村 伊織(内線9756)

別紙

選定された地区の概要,累計等を記載しています。

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