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クリエイター等育成・文化施設高付加価値化支援事業
「クリエイター・アーティスト等育成事業(文化芸術活動基盤強化基金)」の採択先の決定について

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令和6年6月25日

文化庁では、海外で活躍が期待される若手クリエイター・アーティスト等に対し、発掘から、育成、制作、海外展開までの一体的な活動を、5年程度の活動目的の下で、3年程度弾力的かつ継続的に支援する事業について、独立行政法人日本芸術文化振興会における審査委員会において、29件の採択先を決定しました。

1.選考にあたって

・審査員

音楽、舞踊、演劇、伝統芸能などの舞台芸術やマンガ、アニメ、映画などメディア芸術分野において、海外の知見・実績、ネットワークを有する専門家や国内外にわたるマーケティングや情報発信の実績を持つ専門家も参加いただき人材育成や社会性・経済性・国際性の観点から、(独)日本芸術文化振興会において審査を実施。

・審査基準

主に、① 国際ネットワークを有する組織・体制構築、② 育成計画・内容、③ 海外のニーズを踏まえた公演・展示等、交渉・マーケティング、④ 社会性・経済性・発展性(国際プレゼンス向上、市場拡大への期待)の観点等を設定。

2.採択結果

(1)全体

・応募件数:120件

・採択件数:29件(詳細は別添1のとおり)

・採択額:44.8億円

(2)「委託型」と「補助型」について

音楽・舞踊・演劇・伝統芸能等舞台芸術は、当該分野の人材育成、情報共有等を行う統括団体や、国際交流活動中心の団体の中で、継続的に支援をする必要があること、一方でマンガ・アニメ・ゲーム等メディア芸術は、人材育成を含めた海外展開のノウハウの構築・共有といった目的の下で、クリエイター等を支援する必要があることから、「委託型」と「補助型」を設定。

①「委託型」 採択:8件/約12億円

当該分野において、国の委託を受けて、特に海外での活躍が期待される若手クリエイター・アーティスト等の選抜を行い、育成・支援する仕組みの構築・実施を通じて、国内外の需要を喚起し、社会的・経済的価値を生み出す可能性がプロジェクトに対して、複数年にわたって支援。

②「補助型」 採択:21件/約33億円

当該分野において、本事業の趣旨・目的を踏まえた高い芸術性・創造性等を有する公演・展示等の活動を通じて、特に海外での活躍が期待される若手クリエイター等を起用し、育成を行う社会的・経済的価値を生み出す可能性が高いプロジェクトに対して、国が複数年にわたって援助。

【参考】

デフレ完全脱却のための総合経済対策(抜粋)(令和5年11月2日閣議決定)

第3節 成長力の強化・高度化に資する国内投資を促進する

1.生産性向上・供給力強化を通じて潜在成長率を引き上げるための国内投資の更なる拡大

(5)教育DX フロンティア戦略の推進と文化芸術によるソフトパワーの形成・展開

世界に誇る我が国のコンテンツは、日本の成長力の強化に資することから、マンガ、アニメ、音楽、現代アート、伝統芸能等をはじめとするコンテンツ産業における次代を担うクリエイター・アーティストを育成するとともに、その活躍・発信の場でもある文化施設について、作品や資料等のデジタルアーカイブ化を含めた次世代型の機能強化を独立行政法人日本芸術文化振興会を活用して、弾力的かつ複数年度にわたって支援する。

施策例:クリエーター等育成・文化施設高付加価値化支援事業

【別紙】

<担当>文化庁

参事官(芸術文化担当)

参事官:
圓入 由美(内線2822)
参事官補佐:
是永 寛志(内線2062)
参事官補佐:
吉野 千津(内線2084)
電話:
03-5253-4111(代表)
03-6734-2828(直通)
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