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令和6年9月10日
文化庁では、海外で活躍が期待される若手クリエイター・アーティスト等を育成するとともに、その活躍・発信の場である文化施設の機能強化を行うため、5年程度の活動目的の下で、3年程度弾力的かつ継続的に支援する事業について、独立行政法人日本芸術文化振興会における審査委員会において、13件の採択先を決定しました。
1.選考にあたって
・審査員:博物館・美術館、劇場・音楽堂等に知見を持つ方だけではなく、舞台芸術、美術や地域アートプロジェクト等、文化芸術の各分野の専門家や、社会・経済的価値の観点から海外マーケティングや情報発信の実績を有する専門家が審査に参加し、(独)日本芸術文化振興会において審査を実施。
・審査基準:主に、①組織・体制構築、② 育成計画・内容、③ 海外のニーズを踏まえた公演・展示等、交渉・マーケティング、④ 社会性・経済性・発展性(国際プレゼンス向上、市場拡大への期待)の観点等を設定。
2.採択結果
・ 応募件数:のべ63件
※事業規模別に以下の区分を設けており、各施設は複数の区分に応募可能。
大規模:3億円まで、中規模:1.5億円まで、小規模:4千万円まで
・ 採択件数:13件(詳細は別添1のとおり)
・ 採択額:13.6億円
【参考】
デフレ完全脱却のための総合経済対策(抜粋)(令和5年11月2日閣議決定)
第3節 成長力の強化・高度化に資する国内投資を促進する
1.生産性向上・供給力強化を通じて潜在成長率を引き上げるための国内投資の更なる拡大
(5)教育DXフロンティア戦略の推進と文化芸術によるソフトパワーの形成・展開
世界に誇る我が国のコンテンツは、日本の成長力の強化に資することから、マンガ、アニメ、音楽、現代アート、伝統芸能等をはじめとするコンテンツ産業における次代を担うクリエイター・アーティストを育成するとともに、その活躍・発信の場でもある文化施設について、作品や資料等のデジタルアーカイブ化を含めた次世代型の機能強化を独立行政法人日本芸術文化振興会を活用して、弾力的かつ複数年度にわたって支援する。
施策例 ・クリエイター等育成・文化施設高付加価値化支援事業
※別紙
「文化施設による高付加価値化機能強化支援事業 (文化芸術活動基盤強化基金)」の採択先の決定について(175KB)
<担当>文化庁企画調整課
課長: 寺本 恒昌 (内線2790)
参事官補佐:丸山奈津美 (内線4897)[博物館・美術館等]
課長補佐: 蛯名 博文 (内線3056)[劇場・音楽堂等]
電話:03-5253-4111(代表)
03-6734-4897(直通)
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