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令和6年11月5日
文化庁では、我が国の多様な食文化の継承・振興への機運を醸成するため、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を、100年続く食文化「100年フード」と名付け、文化庁とともに継承していくことを目指す取組と、食文化への学びや体験の提供に取り組む博物館、道の駅、食の体験・情報発信施設等に関する情報を一体的に発信する「食文化ミュージアム」の取組を実施します。
<100年フード>
1. 概要
我が国には、豊かな自然風土や歴史に根差した多様な食文化があり、世代を超えて受け継がれ、その地域で長く愛されてきたものが多くあります。
文化庁では、そのような食文化を「100年フード」と名付け、文化庁とともに継承していく地方自治体、団体等を募集します。
これまでに250件の食文化が認定され、認定後は、各種メディアで認定団体の活動が数多く取り上げられたり、ロゴマーク入りの商品が販売されるなど、100年フ ードの取組は全国に広がりを見せています。
(参考)これまでに認定された日本各地の「100年フード」
https://foodculture2021.go.jp/jirei/
2. 募集期間
令和6年11月5日(火)~令和6年12月6日(金)
3. 認定基準(以下の全てを満たす食文化であること)
- ①地域の風土や歴史・風習の中で個性を活かしながら創意工夫され、育まれてきた地域特有の食文化
- ②地域において、世代を超えて受け継がれ、食されてきた食文化
- ③地域の誇りとして100年を超えて継承することを宣言する団体が存在する食文化
4. 応募部門
- ①伝統の100年フード部門 ~江戸時代から続く郷土の料理~
- ②近代の100年フード部門 ~明治・大正に生み出された食文化~
- ③未来の100年フード部門 ~目指せ、100年!~
5. 応募団体
地方自治体、協議会、食関連団体、観光協会・DMO、民間団体等
※個人からの応募は受け付けない。
※1団体1件の応募であること。
6. 応募方法
公式ウェブサイト内の応募フォームよりご応募ください。
(公式ウェブサイト)https://foodculture2021.go.jp/hyakunenfood/
7. 審査・認定
応募内容に関して、文化庁が設置する有識者委員会において審査を行い、認定します。
認定された「100年フード」は、公式ウェブサイトやイベント等で情報発信します。
<食文化ミュージアム>
1. 概要
文化庁では、食文化に関する学びや体験の提供に取り組む博物館、道の駅、食の体験・情報発信施設等に関する情報を集約し、ウェブ上の仮想のミュージアム「食文化ミュージアム」で一体的に発信する取組を実施しています。
そこで今年度も、食文化に関する学びや体験の提供に取り組んでいる全国の博物館、道の駅、食の体験・情報発信施設を募集します。
これまでに119件の施設が「食文化ミュージアム」に認定され、各施設のウェブサイトやSNSを通じて積極的な情報発信が行われています。また、各種メディアが認定施設の活動を取り上げるなど、食文化ミュージアムの取組が広がっています。
(参考)これまでに認定された「食文化ミュージアム」
https://foodculture2021.go.jp/foodculturemuseum/
2. 募集期間
令和6年11月5日(火)~令和6年12月6日(金)
3. 認定基準(①又は②のいずれかを満たし、かつ、③を満たす施設であること)
- ①地域に根差した食文化又は特定分野の食文化を体系的に発信する施設
- ②食文化への学びや体験を提供する施設
- ③一般に公開され、広く一般の利用が可能な施設
4. 主な対象施設
- ①博物館
- ②道の駅
- ③食の体験・情報発信施設 等
5. 応募方法
公式ウェブサイト内の応募フォームよりご応募ください。
(公式ウェブサイト) https://foodculture2021.go.jp/about/foodculturemuseum/
6. 審査・認定
応募内容に関して、文化庁が設置する有識者委員会において審査を行い、認定します。
認定された施設は、公式ウェブサイトで発信します。
<100年フード・食文化ミュージアムに関するお問合せ先>
<100年フードに関するお問合せ先>
100年フード 事務局
<食文化ミュージアムに関するお問合せ先>
食文化ミュージアム 事務局
<担当>文化庁参事官(生活文化連携担当)
長谷部、成田
東京都千代田区霞が関3-2-2
電話:03-5253-4111(内線4856)
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