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令和6年12月17日
文化庁は、日本のアート市場の実力をより正確に把握し、その潜在力を可視化することで国内外における日本のアート市場への適正な評価を確保するため、令和4(2022)年度から日本国内のアート市場調査を実施してきました。
この度、令和6年度アートエコシステム基盤形成促進事業の一環として、令和5(2023)年度に実施した「国際的なアート市場における日本市場の現状調査」の結果を基に、2023年の日本のアート市場規模等を調査、分析したレポート「The Japanese Art Market 2024」を公開します。日本のアート市場の規模は世界全体の1%(8位)であることは既に知られていますが、本調査の結果、2023年の日本のアート市場の売上金額は、6億8,100万ドル(946億5900万円*)と推定されることが明らかとなりました。(*令和5年12月26日告示の財務省支出官レートより、アメリカ合衆国通貨1ドルにつき139円で計算)
1.調査概要
日本に法人を置くディーラーとオークションハウスを対象とした美術品等の販売に関する1年間(2023年1月から12月)の売上データのアンケート調査のほか、国民経済計算(GDP統計)や経済センサス活動調査、文化庁で行っている「文化行政調査研究」(文化GDP)等の公表されている様々な統計を元に、2023年の日本のアート市場を推計した。
2.レポートの構成
(1)日本のアート市場
(2)日本のディーラーとギャラリー
(3)日本のアートフェア
(4)日本のオークションハウス
(5)国際間のアート取引
(6)経済的影響
3.調査レポート
<担当>
文化庁 文化経済・国際課
河合、坪田、島田
03-6734-4844(直通)

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